20002月、夏休み(日本は冬休み)があけ、

みんなラングェージーセンターに集合。

センター長の席にはインドネシアから帰国した

ピーターが座り、キャスはアンザックヒル

高校のコーディネーターになっていた。

初日ということで、ミーティングのみで

全員一年間の目標を語ることになった。

ピーターは当たり障りのないことを言い、

みんなは自分の書き込んだメモをチェックして

いた。インドネシア語の先生のバリーが続き、

ドイツ語・フランス語の教師のバーブ、



次にドムが「私はインドネシア語の生徒をこの

冬休みにインドネシアに連れて行きたい」


そして「よしが日本に生徒を連れて行きたい

という夢もかなえてやりたい」と言った。 恋の矢



耳を疑っていると、秘書のクリス

REXの第一回からお世話役をしてくれており、

よき理解者)が同じでも良いのかなと言いながら

書いたメモを差し出した。そこには アップ

「よしの夢をかなえること」と書かれてあった。



これじゃあ個人の目標にならないじゃないと

いいながらバーブも同様のメッセージを示してくれ、

最後にキャスの引継ぎの項目が読み上げられ

日本への旅行を必ず実施することが確認された。







「狐につままれる」とはまさしくこんなことを

言うのだろうと思った。話し合った形跡は

まったくない(少なくとも公式には)

休みの日に仕事の話をするのは大嫌い。

それなのにみんなが同じ思いをもってスタートする

地点にいた。         続く







ペタしてね



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