ロシアには
男性の日
、女性の日
というのがあるのをご存知ですか
男性の日は2月23日
これはもともと戦勝記念日だったものを
祖国を守ってくれた男性に感謝しよう
ということで現在に至ったということです。
特に大きなイベントは
なかったかと記憶しております
一方、女性の日というのは
ヴァシモーエ・マールタといって
3月8日になっています
これは国際婦人デーということで
世界的な記念日になっているようですが、
ロシアではその日は
お母さんたちが家事をしなくても済むようにと
外食したり
花を贈ったり
する習慣があるようです。
私もウラジオ滞在中に
友人と3月8日に外食しようとしたのですが、
行く店行く店が見事にいっぱいで
ようやく7,8軒目にして夕食時にありつけた
ということがありました。
その店内も大勢に人たちで賑わっていて、
音楽もかかり
お祭り気分でした
私と友人が円卓で食事をしていると、
隣のご婦人たちが
陽気に音楽に乗って踊り始め
なんとなんと
私たちに一緒に踊れと言うではありませんか。
初めて出会ったおばさんたちからのお誘いに
私たちは一瞬躊躇しましたが
その場の雰囲気に乗って
一緒に踊ることになりました
ロシア人って踊り好きなんですよ
若い人たちは
結構ナイトクラブ(ディスコ)に頻繁に行っていますし、
そのご婦人たちも昔取った杵柄 
で、
リズム感よく踊っていました
初めて会った人でも
一緒に踊れる寛容さを持ったロシア人が
私はとても大好きです
この日は祝日なので、
職場では、前日の7日にお祝いの催しをします。
私のいた東洋語学科では
夕方、女性陣にお祝いの言葉を述べて
ワイン
、紅茶
、ケーキ
などでお祝いしました。
副学長もわざわざお祝いに駆けつけて、
記念撮影を行いました
沿海州政府庁舎勤務の知人の話では、
当日午前中はお祝いの電話
の対応で終わり、
午後はウォッカでお祭り騒ぎだった
・・・・・・・・・・・・・・・ということでした。
日本では考えられないようなことですね
なんとも鷹揚なロシア人の
こんな一面もまたほほえましいですね
ロシア人男性は普段から
私の目には女性に優しいと映っていましたが
（例：コートを着せてあげたり、
自分は貧相なジャケットなのに、
女性には豪華なコートを買ってあげたり・・・）
この日はさらに優しくなる気がしました
日本人女性にとっては
うらやましい限りかもしれませんね。
私も帰国後はロシアの男性を見習って、
極力優しく接するように心がけております
*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
このブログは
「国際教育活動ネットワーク REX-NET」
によって運営されています。
国際交流、英語教育、日本語教育に
ご興味、ご関心のある方は、
是非、公式HPをご訪問くださいね！
*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
