新潟もそろそろ寒くなってきましたが、
今回はウラジオの寒さについて
書きたいと思います。
かの地では11月に入った頃から
寒さの厳しさが増してきます
私は日本で、カシミヤのロングコートを
大枚を叩いて
買って持って行ったのですが、
職場に着て行ったら、
「誰ですか 
こんな薄いコートを着て来たのは
風邪を引いてしまいますよ
」
と注意されてしまいました
確かに風がちょっとでも吹いたら、
スカスカ風通しの良いこと 
・・・・これじゃいかん
ということで、
学生に連れて行ってもらった現地の市場で
皮のコートを調達しました
現地の人にしてみれば、
一生ものの値段なんでしょうが、
日本人の金銭感覚からすると
革製品なのにそんなに安いの
という価格でした。（確か＄160）
裏地はボア付きで
かなりの重量になりますが、
しっかりと風を遮り
体をガードしてくれました
今思えば、
良くこんなに重いものを着て外出していたな
と思いますが、
当時は外出時には欠かせない
重要アイテムでした
ウラジオストクは昔軍港で、
外国人は入れない地域で有名でした。
このことからおわかりのように、
港町で海風が強く吹き付けます 
話によると
風速1メートルにつき、
体感温度は1度下がるそうです
外気がマイナス20度でも、
風速20メートルの風が吹けば、
体感温度はマイナス40度
になってしまいます
こうなると想像を絶する世界ですね
私が経験した中での最低気温は
マイナス32度
この日はさすがにラジオの放送で
小中学校が休みだと流れていました。
新潟県の豪雪地帯で
大雪
のために臨時休校になったという
経験はありましたが、
寒さのために休校とは初体験でした
（２）につづく
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