NYでは東京と同じくらい

複雑に地下鉄網が

張り巡らされています。

その上をこれまた

たくさんのバスが

運行しています。


ですので

マンハッタンに暮らしていると、

車がなくてとても不便

と言うことはありません。


しかしながら

身分証明書(ID)としての

運転免許証は必要です。


着任早々、

前任者から譲り受けた車が

ありましたので、

一応国際免許証は

所持していきましたが、

運転免許証を取りに行きました。



NYは、モータービューローへ行って、

交通法規の講習を4時間受講し、

更に法規試験を受け、

実地試験に合格して

初めて免許証発行と言うシステムです。


取敢えず

日本人向けの『NY便利帳』で

自動車教習所を

探し出し申し込みました。


NYには毎年

たくさんの外国人が

駐在や永住のために

運転免許証取得するので、

それぞれの国別に

自動車教習所があるのです。


そして免許証取得希望者が多いので、

講習や実地試験は

事前に予約をしてから

と言うことになります。


実際僕の場合、

4時間の講習は

1週間後の日曜日で、

実地試験は4ヵ月後の

クリスマス直前の日曜日でした。


しかも法規試験は

マンハッタンのモータービューローで

受けることができましたが、

実地試験は混んでいて、

とても年内は無理だと言うことで、

郊外のスカースデールというところまで

出かけていって

受けなければならなかったほどです。


ちなみにその間の車は

運転していたんですけれどもね。


試験場にも車で行きました。


ちょうどに着任して

すぐ手続きをしたので、

月中に交通法規試験を

受けることができたのですが、

その時は問題数がたったの

で、そのうち問合格すれば

仮免許証発行してもらえたのです。


しかし、その年にそう言う交通法規試験で

合格した人達の交通事故発生率が高い

と言う批判を浴びて、

より25問中20問に

合格ラインが変更されたのです。


ぎりぎりラッキーでした。

まぁ試験内容は

簡単な英語さえ分かれば、

標識を読み取るだけのような

内容だったので、

比較的楽だったですけれども。


でもあの時、

その簡単な試験の

問中問に

なかなか合格しないお婆さんが、

僕の隣にいて、

これで何回目かの受験だと

嘆いていましたけれど・・・


あの人は中南米辺りからの

移民だったのかな。・・・・続く。

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