僕のいたUN International School では

国連での公用語の英語、

第2公用語のフランス語の他に

第3言語としてのスペイン語、

中国語、ロシア語、アラビア語、

イタリア語、ドイツ語、

そして日本語がカリキュラムに

組み込まれていました。


言語を教える先生方も、

ほとんどが僕と同じで

それぞれの国の政府から

言語学科の職員として

派遣されていました。


みな僕よりははるかに

英語は上手でしたけれども、

同じ外国人と言う立場で、

人種のるつぼのマンハッタンで、

異文化を共有しながら生活していました。


その言語学科では毎月一回、

それぞれが食べ物や飲み物を

持ち寄るポットラックパーティを

開くと言うのが恒例で、

僕もそれがとても楽しみでした。


フランス語の先生は

たいていワインとチーズだったし、

アフリカのクスクスやイタリアのドルチェ、

ロシアのピロシキや中国家庭料理、

中東のケバブなどという料理が

言語学科職員室の机の上に

所狭しと並ぶのです。


平日のランチタイムにですよ。

みんなワインを飲みながら料理を

むしゃむしゃ食べて、

午後の授業に行ったりしていました。


僕はと言うと、

日本文化の代表って訳で、

当然お寿司を持って来ると

期待されているわけですよね。


持って行きましたよ・・・・お寿司、

でも握りじゃなく

蟹カマやアボカドを巻いた

カリフォルニアロールのような太巻きと

サーモンと寿司飯を

三重に重ねて箱に詰めて

押し出した押し寿司。


全部妻に作ってもらったんですけれどね。


太巻きと押し寿司の入った箱を

机の上に置くや否や、

瞬く間に売れちゃって、

大好評でした。


お寿司と一緒に

薩摩揚げやら練り物を

手に入れてわざわざ作ったおでんも

持っていったんですけど、


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こちらの方は不人気で、

何でも彼らには魚臭く感じるようで、

あんまり売れませんでしたね。


ペタしてね