昨日から人体に存在する菌が病気と深く関わっているのではないか?との仮説に基づいて調べ物をしています。



私は多発性硬化症で長年通院治療しています。

レビー小体型認知症の病変は、持病の定期検査で偶然見つけられました。



3年くらい前、多発性硬化症の患者さんと健康な人では腸内細菌の種類が違うという研究結果が発表されました。

そして、健康な人の腸内細菌を多発性硬化症の患者さんの腸に移植することで回復したことも公表されました。



歯周病の原因は細菌です。

そして歯周病は、認知症や糖尿病、肥満や心臓病の原因でもあると最近わかってきています。



ということは、原因不明といわれているいくつかの病気は、体内にある細菌の種類と数が原因なのかもしれません。



消化器の入り口は口です。



その口の中に入る食品も、戦後の学校給食の牛乳やパン、食品添加物、輸入食品などの影響でずいぶん変化したと考えられます。



戦前の日本人は乳製品やパンを食べる習慣はなかったはずです。



昭和11年生まれの父は昔、学校給食の脱脂粉乳がおいしくなかったと話していました。

その80過ぎた父ぐらいの世代から学校給食で乳製品を摂取してきたのだと思います。

ちなみに父は数年前に脳梗塞、70代半ばの母は10年くらい前に糖尿病になりました。



その食の変化が口内細菌と腸内細菌に影響を与えてきたのではないでしょうか。



多発性硬化症では腸内細菌の移植をしていますが、口内細菌の種類とバランスを整えることが大切だと思います。



腸を改善しても、口の中に悪玉菌があると無意識のうちに唾液と一緒に飲み込んだり、食事の時に摂取したり、歯茎に傷がある場合は血管内に菌が侵入してしまいます。






乳酸菌がむし歯や歯周病に有効だと知り調べてみるとと、歯みがき後になめる乳酸菌タブレットがヒットしました。








また、ワカモト歯磨きという乳酸菌入りの歯磨き粉も見つかりました。







口腔ケアで悪玉菌を除去し、善玉菌を増やすよう乳酸菌タブレットなどを使うことでさまざまな病気が予防できるのではないかと思います。



腸は第二の脳といわれますが、消化器の入り口である口とつながっています。



もしかすると、口内フローラが健康のカギかもしれませんね。








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