会計や簿記の世界で使われる「借方(かりかた)」と「貸方(かしかた)」は、英語では以下のように表現します。
1. 基本の用語
| 日本語 | 英語 | 略語 |
|---|---|---|
| 借方 (左側) | Debit | Dr. |
| 貸方 (右側) | Credit | Cr. |
 * 語源のヒント: 略語の Dr. と Cr. は、ラテン語の debere(借りている)と credere(信託する)に由来しています。
2. 動詞としての使い方
実務で「~を借方に記入する」と言いたい場合は、名詞をそのまま動詞として使います。
 * Debit A: Aを借方に記入する
 * Credit B: Bを貸方に記入する
> 例文:
>  * "We need to debit the Cash account."
>    (現金の勘定を借方に記入する必要があります。)
>  * "Please credit Sales."
>    (売上を貸方に記入してください。)
3. 覚え方のコツ(英語圏の視点)
英語圏の会計初学者も、日本人と同じように「どっちがどっち?」と混乱します。そこでよく使われる覚え方がこちらです。
 * Left = Debit (どちらも単語に "r" が入っていない ※正確にはDebitにはありませんが、Creditと対比させます)
 * Right = Credit (どちらも単語に "r" が入っている)
あるいは、もっとシンプルに 「Left is Debit, Right is Credit(左がデビット、右がクレジット)」 とリズムで覚えるのが一般的です。
補足:銀行の「デビットカード」との関係
私たちが普段使う「デビットカード」や「クレジットカード」も、この会計用語から来ています。
 * デビットカード: 使うと、銀行側の帳簿であなたの預金(負債)が減る(=借方に記入される)ため。
 * クレジットカード: 銀行があなたを「信用(Credit)」して、後払い(貸方への記録)を許しているため。
もし仕訳(Journal Entry)の具体的な書き方や、他の会計用語(資産・負債など)の英語表現も知りたければ、いつでも教えてくださいね。