こんばんは、ライフコーチのカヨ子です。
宮城2泊3日のひとり旅。
1日目、青根温泉「不忘閣」宿泊記の続きです。
【不忘閣HPより】
この宿は1階にお風呂があります。
一人旅プランのある客室不忘庵は、ここから90段の階段を上った先にあるので、お風呂巡りの間に休憩で部屋に戻るのは大変です。
でも安心してください。お風呂の近くに休憩所「金泉堂」があります。
ノスタルジックな雰囲気です。
マッサージチェアもあります。
ここでは冷水の他に、コーヒーや紅茶、そして日本酒が頂けるのです!
おつまみに豆菓子もありました。
この「金泉堂」の上の2階が朝夕の食事処になっているので、お部屋から出た後『お風呂巡り→合間に休憩→そして夕食(朝食)』といった流れで利用できます。
庭の池からはカエルの鳴き声がずっと聞こえてきて、子供の頃夏休みを過ごした、おばあちゃん家を思い出しました。(山と田んぼに囲まれた家でした)
お風呂上りに少しだけ日本酒を頂いた後、2階の食事処に向かいます。
部屋の様子を撮るのを忘れてしまったんですが、この宿の食事は個室で頂けるので、一人でも落ち着いて食事ができます。
畳の部屋にテーブルがあるお部屋で、和風会席料理を頂きます。
前回の食事の感想は「何食べたか覚えてないけど、とても美味しかった。お米超美味しい」…です。今回はブログの為にちゃんと写真に残しました。がんばって伝えてみます!
食前酒:パイナップルワイン 甘酸っぱくすっきり。パイナップルの酵素で消化も良くなりそう。
先付:蓬豆腐がとても美味しかった!蓬と海老が合うのにびっくり。
八寸:見た目がとても楽しい。小さいけどよく見てください。そら豆のカエルさんがいます。サクランボに見えるのはクリームチーズとたらこです。
酢の物:もずくの養老寄せ。茗荷と玉葱と胡瓜が入ってます。さっぱりして美味しかった!
お酒は本当は日本酒にしたかったんですけど、食後もお風呂に入りたいので、ビールをチョイス。
(前回はビールと日本酒2合も飲んでしまい、食後即寝落ちでした)
伊達椀(汁物):鱧の葛打ちと梅肉のあっさりとした汁物。ほっとする味。お椀のふたの裏には伊達家の家紋「竹と雀」。
台物:黒毛和牛のごま豆乳鍋。和牛が柔らかくて美味しい。おだしにしっかり味がついています。カロリー的にボリュームあります。
凌ぎ:ご近所の蕎麦屋「川音亭」の手打蕎麦。つるりといけます。
煮物:蛸柔らか煮。ほんとに柔らかい。これで日本酒飲みたかった。
焼き物:鯛のバター焼きと焼き野菜。これはイタリアンっぽかったです。多分白ワインが合う。
ご飯は宮城県産ひとめぼれ。美味しいけど前回程の感動はない…と思い返したところ、前回は新米の季節でしたね。なので10~11月頃に行くのもオススメかもしれません。(海沿いでは牡蠣小屋も出ますし)
味噌汁はしじみ汁でした。
デザートにはババロアとレモンゼリーを頂きました。
この宿のお料理は、かなりお腹一杯になるのに、胃もたれとか全然ないんですよ。
(撮り忘れましたが、お造りと茶碗蒸しもありました。)
今回もとても美味しかったです。ごちそうさまでした!
食後、部屋にいったん戻ろうとロビーの受付前を通ると、蔵湯の貸切札がありました。
この宿の貸切湯「蔵湯」は、ロビー受付前に貸切札置き場があり、『貸切札をもって浴室に行き、利用が終わったら、受付前に札を返す』というシステムになっています。
空いてればいつでも入れますが、中々タイミングが合わないことも。
前回は入るのに受付前で順番待ちをした事もあり、食後すぐでしたが札をとり蔵湯に向かいます!
(念のため自動販売機でペットボトルの水を用意)
蔵湯入口の前に札を置き、鍵をかけて通路をすすみます。
蔵の横を通るので、古い町の路地裏を探検してる感じがします。
蔵の入口を開けると、木の香りとともに、この光景…
なんといったらいいのでしょうか。
神聖な空気が漂っている。そんな雰囲気です。
「千と千尋の神隠し」にでてくる八百万の神様たちが、入っていてもおかしくない感じです。
うまく言葉にできないので是非体験して頂きたいです。
感動します。
湿気がこもりそうですが、エアコンがフル稼働しており、快適な湿度に保たれています。
この空間を30分間ひとり占めできます!
「本当にきてよかった~!!」
(また大声だす)
木の香りと、すべすべとした手触りの桧の湯舟、かけ流しの温泉。
天井にうつる水影を眺めながら、贅沢な時間を堪能しました。
この後部屋に戻ると、布団が敷かれていて、冷水ポットも用意されていました。
ブログを書き、24時ころ髪を洗うために御殿湯【大】へ。
その帰りにも蔵湯が空いてたので、もう一度入る事ができました。
大満足のうちに眠りにつきます。
2日目に続きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。