最近のマイブームが、お抹茶が飲めるカフェ巡り
茶道をはじめてから、更に抹茶が好きになってしまった。
元々大好きだったが、さらに輪をかけて、ついには抹茶風呂に入ろうか迷っている今日この頃です
器やお茶の味、店員の方の対応、インテリア、全てが気になります。
ここ最近の素晴らしかったお店は
寿月堂です。
パリのサンジェルマン・デ・プレ地区セーヌ通りにも出店されているそうで
パリに行く事があれば是非伺いたいと強く思います。
私が伺ったのは歌舞伎座の上にあるタワー5階のお店です
庭園を眺めながらゆっくりお食事やお抹茶などを楽しめるお店なんです。元々この会社は海苔を作っている会社なので、その海苔を使ったお食事の方も次回いただこうと思います。
そして本題のお抹茶ですが、目の前でお点前を見せてくださるとの事でカウンター席に座ってじっくりと拝見させていただきました。
お濃茶と練り切りのセットと薄茶と練り切りセットをお願いしました。
お濃茶は京都の「円光」というお茶で、ねっとりとして、とても濃いのですが、苦くなくて、とてもまろやかな美味しいお茶でした。
飲み終わった後に、お茶碗にたくさん残っているお茶でお薄を作ってくださるのがとっても嬉しかったです。
薄茶は静岡の「初昔」というお茶でした。ほど良い苦味が出ているお茶でした。
パリの五ツ星ホテル「ジョルジュサンク」のティーラウンジでもメニューに出されているとの事でした。
御茶菓子の練り切りは、前日にちょうど日本橋のデパートで美味しそうだなと眺めていた、創業650年の老舗「塩瀬総本家」の上生菓子でした。
お濃茶の練り切りは「紅葉」
お薄の練り切りは「稲穂」
日本人の感性は本当に繊細で美しい。
和風の洗練されたインテリアの中で、洗練された教育のもと、洗練された空気感でお点前も解説付きでお茶をたててくださった。
カウンター越しの略式のお手前でしたが、とても楽しめるものでした。
コロナ前はお点前体験というものもあったそうで、残念ながら現在はないとの事でした。
お店の方との会話も楽しみながらお茶をいただく。
これが何より楽しいひとときとなるものですよね。
おいしいお茶、おいしい御茶菓子、美しい庭園、洗練されたインテリア、楽しい会話、どれもこれも大満足のひと時でした。
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