保護しているカニンヘンダックスのはなちゃんがフィラリアに感染していました
とても残念です


フィラリアとは
フィラリアの別名は、犬糸状虫と言います。

蚊が媒介する(蚊にうつされる)、寄生虫の事です。成虫は、そうめんのように、細く長い虫です。

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感染すると、心臓(肺動脈)にこの細く長い成虫は寄生して、心臓病、肝臓病、腎臓病など、いろんな病気を引き起こす、とても恐い病気なんです。


症状は

感染したらいろんな症状がでます。

咳が出る。何となく元気がない。急に年老いたようだ。食欲がない。お腹が妊娠したように大きくなってきた。フラフラする。たおれる。散歩を嫌がるようになった。吐く。赤いおしっこをする。など・・・。


症状だけで、フィラリアと判断できないことは多くて、感染してもすぐには症状を示さないことが多いから、元気だから感染してないなんて、全く言えないんです。

はなちゃんも今はとても元気です。検査をしなければ気が付きませんでした。


でもこのフィラリアは予防できる病気です

現在、フィラリアの予防薬として認められている薬には、錠剤、散剤、ビスケットタイプ、お肉タイプ(チュアブル)、スポットタイプ(首に垂らす)、注射タイプ(6ヶ月持続)があります。1年タイプも出ました。

うちの子は大丈夫と思わないで下さい

室内飼いでも感染します

でも毎年の予防で必ず防げる病気なんです

ワンちゃん達は自分から病院に行く事は出来ません

飼い主さん、

責任を持って毎年の予防をお願いしますm(_ _)m


残念ながらはなちゃんは感染してしまいましたが、治療法は幾つかあります


薬で寄生虫を殺してしまう方法が1番簡単ですが、薬で一気に全部殺してしまうと心臓の血管内に寄生虫の死骸が詰まって、ワンちゃんの命が危なくなります


なのでこの方法は主治医と相談して止めることにしました


もう一つ、今いる寄生虫が死んでしまうのを待つ方法です


寿命は5年程なので、これ以上増やさない様にこれから毎年予防をします

今いる寄生虫が寿命ごとに順番に死んでしまうので、それを待ち血管内が詰まるのを防ぐ方法です


ワンちゃんの命優先で考え後方の予防をしながら待つ事にしました


はなちゃんはまだ2歳です

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この2年の間に、飼い主さんがちゃんと予防をしていたら感染することはなかったはずです


ずっと元気で何の心配もなく過ごせたはずです


残念ながら感染してしまいましたが、はなちゃんは、縁あって私の所にきました


検査をして早く感染に気が付いてあげる事ができました。

これから通常のワンちゃん達と同様の予防薬で5年間は不安ですが、無事寄生虫が増えなければその先も元気に過ごせます


どうか、ご理解頂き、このはなちゃんを家族に迎えたいと思って下さる方がいらっしゃる事を祈ります

お問い合わせはメッセージ、もしくはmembersrevue@yahoo.co.jpまでお願い致しますm(_ _)m