…真剣に悩んでます…
何をかと言うと今日、この間とは全く別の分野の学校のオープンキャンパスに行ってきたのですがね
そこは実際に実習してみてという事がプログラムとしてあったので体験してきたのです
その学校ってのは、まぁぶっちゃけると…
写真の専門学校です
と言いますのも私、中学時代写真部という世界に訳あって2年在籍しとったのです
そこでモノクロームのフィルムをばんばか撮っては暗室で液体作って、現像していたのです
もちろん中学生ですし、お遊びですからコンテストだなんだって話じゃない次元でやってたんですけどね
それから陸上部を創部したんで陸上競技に傾倒していくのですが、ずっと写真は好きで、将来の夢であるバーテンダーとして自分の店に写真を飾りたいんだというのは何度も書いている通りです
実際、ホテルマンになってからもブライダルではちょこちょことカメラマンやってたし、新しいブライダルプランの宣材ではプロと一緒に撮りまくってました
そのプロと撮ってるときにアシスタントしてたりしたせいもあって、ちょっと本気で勉強してみたいなと思い始めたわけです
そこで今回行ってきたわけですが…
楽しい…もちろん勉強とは違う遊びの中での話だったからやろうけどさ
学校は写真界では結構有名…
ただその専門学校は写真以外にも色々やってるから、そのへんどうなのかなと思っていたのですが、案外と言っては失礼やけどブレてない経営してるみたい
ただそんな芸術的要素がミジンコもない私、雅成が好きと言うだけでやっていけるのか
星の数ほどいるカメラマンの世界でメシ食ってけんのか
めちゃくちゃ不安要素たっぷりな中、色々と質問してきました
もちろんカメラマンと言えど報道からスポーツまで様々なわけでして、俺がやりたい写真は?
と言われると写真作家というものになるみたいです
ミジンコほどもない芸術感性でありまして、残念ながらピカソだ何だって人の絵が凄いとか言われてもまーったく分からんのです
そりゃ好き嫌いでは判断できますが、それが何億だって言われてもさっぱりなのです
わかるとしたら俺らみたいに、リンゴをリンゴとして描いてくれたら分かるかも知れんがって感じなのです
でも写真は見たら、「よくこんな角度から撮ったな」とか「この瞬間よく撮れたな」とかって分かるんよたぶん絵がわかる人はそういう感覚なんかもしれんけどさ…
そんな中、今までは綺麗だなぁとか上手く撮ったなぁぐらいにしか見てなかったのが先日衝撃的な写真に出会ってしまって
インターネットで写真の専門学校を探していたら、森山大道さんという方の作品に出会ってね
一人暮らしの部屋の中やけど思わず「すっげ」と叫んで腰抜かしてしまうほど圧倒的な迫力と構図、現像の上手さ…単純にカッコイイ…だったんだわ
名前ぐらいしか知らない方やったんやけど、一目で惚れてしまいましてね
その方がたまに講師としてやって来るという学校だったんでここだっと行ってきたわけです
ただ話を聞いてびっくりしたんは、その森山大道さんなんて有名な写真家でも写真作家としてだけでメシ食えだしたのは50過ぎてからって先生にぶっちゃけてたって聞いたんで
写真作家さんは主に、雑誌だとかに依頼されて撮る報道やスポーツやってのを撮りつつ
その儲けた金で自分の好きな写真を撮って作家として作品にするって流れの人がほとんどだとよ
何とかって有名なカメラマンなんて新聞配達して稼いだ金で写真集だとかを出してるって話…
なるほどーって自己実現的には最高だと思うわけよ
自分の好きな写真を撮って自分で現像して…
ただ俺がどこまで写真に想ってるかよね
たぶん勉強して基礎を持ったら自分でやりたくなるだろうし、趣味の範囲に留めては…おけん気が・・・する?…
デジタルなんかには興味ないんよ
デジタルやったら本でも買ってテクニック身につけたら、あとは細かく拘らなければカメラがフォーカス合わせてくれて…
インスタントでできちゃうでしょ?
もちろん細かくやってったら細かいのだけれど…
俺がやりたいのはやっぱりフィルムやし…
それにはやっぱり独学じゃなくてきっちり理論習ったほうがいいかなって
大阪の学校だったのですがね、帰りに駅にはストリートミュージシャンが多くいるわけですよ
めったに足を止めたりしないんですが、少し聞いてみたくなりまして
ある女性の方の歌声を聞きながら色々思ってましたら・・・
晴れました
俺が写真で学びたいことは学校には無いということ
この日も体験ではデジタルで色々と撮ったんやけど、やっぱりフィルムで自分で現像してって工程をした事がある人間だったらたぶんデジタルは物足りないんじゃないかな~
正直あんまり面白く無かったです・・・
まだもうちょっと色々見ていく予定です☆