こんにちは〜( ´ ▽ ` )/
緊急事態宣言が解除されましたね。
いろいろ良い方へと
向かっているという事でしょうが
これからも油断禁物で
手洗い・咳エチケット・マスク・距離感等
気をつけていきましょうね💜p( ^ω^ )q✨
私は 微熱持ち&高熱出がちの
『体調イマイチおばさん』なのですが
毎年恒例インフルエンザの時期も
日頃から かなり気を付けているからか
我が子達がかかって その看病をしても
なんとかインフルエンザにならないで
済んでいますっっ💜(//∇//)>✨
コロナが流行っているうちは勿論、
これから先も どんなウイルス現れるか
分からないので 本気と書いてマジで
気をつけましょうね!✨p(>_<)q✨
さてさて今日は
『Revo☆のビリビリな日々』で
2018年7月15日に更新した
『マゼンタの密会 ー後編ー』を
UPしたいと思いま〜す💜(≧∇≦)✨
「前編や中編を読んでないよ〜」
…という方はコチラからどうぞ!↓↓↓
さぁ〜て、
沖縄妄想旅行の準備は
OKですか〜?((( ´ 艸 ` )))♪
ではでは
『マゼンタの密会 ー後編ー』へ
いってらっしゃいませ〜❤️💜( ´ ▽ ` )/✨
********************
ーこれからー
2人は ホテルの近くにある白い斜面に 白い建物が並ぶ観光地まで お喋りしながら歩いていった。いつもは 『高城れに丸出し』で歩く れにだったが 今日は 夏菜子が一緒なので 芸能人オーラを消していた。どこにでもいる観光客のような雰囲気。沢山の人とすれ違ったが ももクロだと気付く者は 誰もいなかった。れには 店を下調べしていたらしく 迷う事なく とある店に到着した。
「うわぁ…めっちゃオシャレ〜♪ 」
「でしょ? ずっと気になっていたんだよね。」
「何あれ!? ハンモック!?」
「そう ♪ ハンモックに揺られながら トルティーヤロールを食べるの♪」
「ふぇ〜っ!」
夏菜子は 想像が追いつかないうちに 返事をしたので 中途半端な返事をした。れには それにツッコミもせず 店員に声を掛けた。店員は 2人が何者であるか すぐ気付いたようであったが 微笑み大きく頷くと お客さんが少ない奥の方へ案内してくれた。2人は 早速ハンモックに腰掛けると 小さな声を出して はしゃいだ。店員がメニュー表を持ってきたので 慌てて平常心を装い少しだけ相談した後 すぐ トルティーヤロールと フレッシュハーブのモヒートを注文した。
「今日は 全部 れにちゃんが いろいろ決めてくれて…『お姉ちゃん』って感じがする〜♪ 」
「ずっと お姉ちゃんじゃん!」
「今日 初めて思ったけど…。」
「はぁっ!? そんな事言ったら 沖縄に置いて帰るよ〜っ!」
「ごめんなさ〜い!」
「ガハハハッ!」
「シーーッ!」
2人は 声でバレないように 声のボリュームに気をつけながら話した。間もなくトルティーヤロールとフレッシュハーブモヒートが運ばれ 乾杯をし食べ始めた。
「れにに全部任せておいててアレなんだけどさ〜 ここって 昼とかに来た方が 海も見えて 最高に気持ちいいんじゃない?」
「そう思うでしょ〜? 」
「…あ、違うの!?」
「その通りっ!」
「その通りなんか〜い!」
ハンモックに座っているので いつもより大きなリアクションをする事ができ 楽しそうに何回も同じツッコミの動きをした。れには 笑いながらも 真面目に答えた。
「…でもね、考える事は みんな同じっていうか…とにかく人が沢山集まるんだよね。2人きりの旅行だから 知らない人達に囲まれて なんかあったら困るし。」
「なるほどね〜。…残念っ。」
思った以上に 悲しげな表情をした夏菜子を見て れには 胸が締め付けられた。
「かなちゃん、簡単に諦めないでっ!明日 ホテルをチェックアウトした後 サングラスをかけて バッチリ変装して 絶対バレないようにして 来る…っていう手もあるんだよ!」
「でも…。」
「ここって40件くらい お店が有るから 気付かれる前に次々と移動すればいいんだよ!アイスの店も有るよ♪ 」
「うわぉ!い〜ね〜♪ 沖縄っぽいアイスを食べたり インスタ映えしそうなジュースを飲んだりしたいっ!」
「よっしゃ!決定〜っ! 明日 ちゃんと起きてよ!」
夏菜子は 起きれるかな〜というような顔をしながら ゆっくりと頷いた。れには上機嫌で 自分が行きたいお店の話をし始めた。この店の何を食べたいとか みんなに何のお土産を買おうかとか 盛り上がる れにとは対照的に 夏菜子は どんどん静かになっていった。
「また眠たくなっちゃった?」
「…ねぇ ハンモックに乗りながら カクテルを飲んだら 余計に酔うとかある?」
「なに 夏菜子ちゃんっ! カクテルで 酔っちゃたの?キャワイイなぁ♪ 」
「よく考えたら ここに来る前に ホテルでビールも飲んでるからね! 私にしたら 結構飲んでる。なんか ふわぁ〜っとしてきた。」
微笑んではいるものの 目が半分しか開いていないの夏菜子を見て れには この後 もう1軒行こうとしていた店を諦めた。会計を済ませ ホテルへと戻る。足元が フラつくような事はなかったが 仲良く腕を組んで歩いた。時折 明るい街灯が『ここにアイドルが居るよ!』と教えるかのように 2人の事を照らしたが 誰にも気付かれることなく無事にホテルに帰り着いた。れには 部屋に入るなり ベッドに倒れこみ 猫のように ゴロゴロした。
「はぁ〜♪ 楽しかった♪ 」
「歩いて 少し汗をかいたからか アルコールが体から消えたような気がする。」
「お風呂どうする? 酔っているなら いろいろ危険だから やめておいた方がいいけど…。そんなには 酔ってないよね?」
「じゃぁさ、れにから入ってよ。私 いろいろ準備とか時間かかるし。」
「一緒には…」
「入らない!」
「…だよね〜! ガハハハッ!」
れには 手際よく準備をすると サッサと露天風呂の方へ行った。部屋の中から見えないようにする為のカーテンが有るのにもかかわらず 開けたまま着替えようとするのを見て 夏菜子は 慌てて閉めた。カーテンの向こう側で れには またガハハと笑った。夏菜子は ベッドに座ると 母親に今日の楽しかった出来事をLINEで報告した。少し やり取りした後 着替えを準備しているうちに れにが着替えを終えてカーテンを開け登場した。
「はぁ〜♪ 気持ち良かった♪ 結構 星が見えたよ! 夏菜子ちゃんも 早く入ってきな!」
「もっと ゆっくり入れば良かったのに。ドタバタしたんじゃない?」
「いつも このくらいだし。」
「こんな時くらい いつもより ゆっくり入ればいいのに。」
夏菜子は 笑いながらカーテンを きっちりと閉め 服を脱ぎ始めた。れには 急ぎ気味に髪の毛を乾かし終えると 自分の旅行カバンの奥底から Tシャツを取り出しニヤリと微笑んだ。
「かなちゃ〜ん♪ 入るよ〜♪ 」
「ヒャーーーッ!」
「ウソだよぉ〜ん! 着替える所に忘れ物した〜っ! お邪魔しました〜っ♪ 」
「ホントにぃ〜!? なんか置いてあったっけ〜?」
あっさりと部屋に戻った れにに ホッとしたような もてあそばれたような気分になった夏菜子は 複雑な心境を洗い流すかのように ジャブジャブと顔を洗った。一方 作戦通りに 事を進めている れには お風呂上りに着たばかりのTシャツから 今旅行カバンから出したTシャツに着替え 夏菜子が お風呂から上がるのを 今か今かと 首を長くして待っていた。30分くらい経ってから 超音波のような悲鳴が聞こえた。
「ヒャーーーッ!ちょっとぉ〜っ!」
「ガハハハッ♪ 」
「何これ〜!ハハハッ♪ 」
「私からのプレゼント!」
間もなく 夏菜子は 濃いピンク色の生地に 大きく『ももたかぎ』と書かれたTシャツを着て 恥ずかしそうに登場した。れにを見ると 全く同じTシャツを着ていたので その場に笑い崩れた。
「お揃いのTシャツ…作っちゃった! 双子コーデ出来るように お揃いの何かを買おうと思っていたんだけど たまたま友達の友達にTシャツを作る人がいて…。」
「それで これを…。アハハッ!」
夏菜子は 鏡に映る自分を見て 再び笑い崩れた。れには そんな夏菜子を見て 笑いながら Tシャツの説明を始めた。
「最初はね、半分赤で 半分紫色のTシャツを作ろうと思ったんだけど そういうのは難しいらしくて 赤と紫の間の色にしたの。」
「これ赤紫? ピンクっぽいよね?」
「マゼンタ…っていう色らしいよ。なんか 本当は見えない色だ…とか 光の始まりと終わり…とか いろいろ説明してくれたけど…。 ん〜っ!忘れた!…とにかく この色が赤と紫の間の色なんだって ♪」
「へぇ〜っ。初めて聞く色の名前。見えない色? 見えてるよね?私の体 透けて見えてる?」
夏菜子は Tシャツを捲り上げ まじまじと その色を確認した。その直後、何かを思い出し 旅行バックの中から 紙袋を取り出した。
「れにちゃん…ちょっとビックリしたし、超〜笑っちゃったけど Tシャツありがとう!私からも…コレ。」
そう言うと 茶色い紙袋から 可愛い紙袋を取り出し 手渡した。れには 早速開け リップが入っているのを見た途端 飛び上がって喜んだ。
「ウハーッ!夏菜子ちゃんと同じリップじゃん!いいの? 私に くれるの?誕生日の時も くれたのに!?」
「この前のは れにが好きなブランドだったけど 今回のは 違うよ?」
「ありがと〜っ!また 私の お守り増えた!嬉しいっ!」
れには 抱き着くと 無理矢理キスをしようとした。必死に それを避ける夏菜子。それでも 強引に頬にキスをすることに成功した れには 満足そうな表情を浮かべ ベッドに横になった。夏菜子は 頬を拭くような仕草をした後 丁寧に髪の毛を乾かし スマホを持ち れにのベッドに寝転んだ。
「せっかくだから写真撮ろう!」
「おおっ!賛成〜っ!」
2人は 寝転んだまま いろんな表情やポーズを撮った。派手な色のTシャツが やたら目立ち 再び笑った。思う存分 撮り 夏菜子が起き上がろうとした時 れにが それを止めた。
「このまま お話ししよう?」
「もう 沢山話したじゃん!まだ話す事が有るの?」
夏菜子は 呆れたような顔をしたが 再び横になった。夏菜子は 嬉しそうな顔で くっ付いてくる れにを巧みにかわしながら 話していたが 疲れてしまい抵抗をするのをやめた。今まで強引に抱き付こうとしていた れにだったが 飽きたのか そっと手を握っただけだった。
「ねぇ…かな。」
「なぁに?」
「今までさ、年上2人が くっ付いていたら みんな やりづらいかな…とか考えて あまり くっ付き過ぎないようにしてきたけど…そういうの もういいよね?」
「…うん。もう普通でいいかもね。」
2人は お互いの顔を見ることなく 天井を見たまま意思確認をした。
「かな1人に いろいろ背負わせちゃってたかな〜って思って。これからは もっと そういうのも話そう!」
「1人で背負ってるとは思ってないけど…。みんなが居てくれるし。」
「私達もさ〜 結婚とかするかもしれないし この先 いろんな心境の変化とか有るかもしれないけど…。」
れには その先の何かを言おうとした後 口を固く閉じた。夏菜子は 少しだけ れにの方を見た。れには 目に涙を溜めながら 絞り出すような声で言った。
「私…もう 誰とも離れたくない。」
れには ギュッと 夏菜子の手を握った。夏菜子は 手を握り返すと しっかりとした声で答えた。
「ずっと 一緒にいるよ。」
「本当に?絶対だよ?約束出来る?」
「約束出来る! そうだ! 指切りげんまんしよう♪ 」
2人は繋いでいた手をあげ 指切りげんまんをした。指を切るタイミングで れにが 不意打ちのチューをした。
「油断したぁぁあっ!」
「いいじゃん!チューくらい!減るもんじゃあるまいし!」
「ヒーーーッ!」
夏菜子は 慌てて 自分のベッドに逃げ帰ると れには また楽しそうにガハハと笑った。
こうして沖縄の夜は更けていった。次の日 完璧な変装で 時間が許す限り 思う存分 リゾート気分を満喫した2人は 無事に東京に帰っていった。その後 詩織に 沖縄らしい食べ物を食べていない事を指摘されたり 彩夏に2人だけで旅行に行くなんてズルイ!と拗ねられ お土産のご飯のお供で 機嫌を直してもらった話は……また別の話。
ーおわりー
