生きていれば、「どうすればいいんだ」と言いたくなることが、何度かあるかもしれない。どうすればいいのかわからないというのは、何がどうなっているのかわからないのと同じことだ。

 事実をはっきり見定めていれば、「どうすればいいんだ」という言葉は出てこない。自分の身に何が起きているのか、周りの状況がどうなっているのか、何がどうなっているのかがわかれば、どうすればいいかは自ずから明らかになる。何をするべきか、何をするべきでないか、問う必要がなくなる。

 「どうすればいいんだ」と言いたくなったら、頭を冷やして周りをよく見ることだ。見えてさえいれば、わからないことは何もない。逆に、どうすればいいのかわからないときは、自分には何も見えていないと認めることだ。