★お風呂とハーブ


入浴はストレスを和らげ、リラックスさせてくれます。
汗や汚れを取り除き、肩のこりをほぐしてくれるので入眠が
スムーズになります。寝る前のゆるめのお湯にゆっくりつかる
ことは、湯冷めしにくく体への負担が少ないので効果的です。
体温が低下していく時、自然と眠気が訪れます。その体温の
ゆるやかな変化に「ゆるめのお湯」が合うのです。


でも、熱いお風呂は逆効果。体温が急に上がり、循環器系に
負担がかかります。お風呂から上がって時も、外の空気との
温度差が大きいので体温調節のために交感神経の働きが活発になり、
血管を縮めるので血圧が上がります。筋肉も緊張します。熱いお風呂は、
眠りにくくなってしまうのです。熱いお風呂が好きな方は睡眠の直前ではなく、
食事の前に済ませるように するとかの工夫が必要です。


また朝、熱いシャワーを浴びることは、目覚めの効果がありますので、
朝シャンも悪いことではありません。皮膚への刺激が自律神経の働きを
よくしてくれるからです。モーニングシャワーで目覚めをよくするための
ポイントは3つ、高めの温度、短時間、強い流水です。これで体がシャッキとします。
気持ちを落ち着かせてくれるハーブがあります。よく使われるのは、
ラベンダー、カモミール、セージがあります。これらのハーブを木綿の袋に入れ、
浴槽の中に浮かべます。また、アロマテラピーやハーブのお店に行くと
エッセンシャル・オイルを売っています。これを数滴たらすだけでも、
心地よい香りが広がります。