ニラの栄養

ニラは、昔から、雑炊や味噌汁に入れて下痢止めに、
冷え性、神経痛、痔、しもやけなどの冷えからくる障害、
切り傷、虫刺されなどの 外用に、民間療法の王者ニンニクと同様に、
薬のように利用されてきました。漢方ではニラに、血液循環を
よくして、 古い汚れた血を排除する働きを認めてきました。





きのこの栄養

きのこ類は低カロリーであり、
食物繊維は、腸の働きに必要となる
バクテリアを増加させるとともに、
コレステロールなどの不用な物質を吸着して
排出を速めるなどの働きをしていると言われています。





やまいもの栄養

山のうなぎといわれるやまいもには、
デンプン分解酵素のアミラーゼやジアスターゼ、
カタラーゼなどの消化酵素が多く含まれています。
また、やまいも自体消化がよいだけでなく、
一緒に取った食べ物の栄養も消化吸収します。
更に、とろろのネバネバには、ムチンが含まれており、
このムチンはタンパク質を活用する働きがあり、
滋養強壮効果や胃などの粘膜を修復する作用もあります。
やまいもの消化酵素を取り入れるのは生で食べるのがいちばんです。





ねぎの栄養

ねぎにはビタミンA、C、カルシウム、βカロチン
などが含まれています。もちろん、葉ねぎと白ねぎ
では栄養の含有量が違い、緑色の葉ねぎの方が太陽に
あたって育った分、栄養豊富なようです。
また、タマネギにも含まれている「においの素アリシン」が
含まれています。アリシンはビタミンB1の吸収を助けて
くれるので、ビタミンB1を多く含む食品と合わせると効果大。
アリシンは、時間がたつと減ってしまうので、食べる直前に
調理する方が栄養を無駄なく摂れます。ちなみに、アリシンは
においの強い白ねぎの方に多く含まれています。
また、アリシンには血行をよくし、疲労物質である乳酸を
分解する作用があるので、肩こりや疲労回復にも効きます。