口臭の原因


・寝起き直後の口臭

就寝中は、唾液の分泌量が減少すると共に口から水分が蒸発する
ために口臭が強くなります。起床後、唾液の分泌量が正常に戻る
とそれに伴って口臭も減少します。しかし、お手入れの状態が悪
いと眠っている間に悪玉菌の増殖を許すことになり、口臭がきつ
くなるだけでなく歯周病にかかってしまうことになります。
寝る前には、しっかりと歯磨きしましょう。



・飲酒、日焼けによる口臭

飲酒するとアルコールによる脱水作用で身体の水分が多量に失わ
れます、また強い日差しによる日焼けも身体の水分がかなり蒸発
し脱水状態になります。その結果、唾液の分泌量が減少し、口の
中が乾燥するので口臭がきつくなります。すぐに水分を補給し、
身体の水分量を正常レベルに整えてください。



・胃腸の調子による口臭

消化器系に疾患がある場合、空腹時、胃や食道粘膜の潰瘍部から
発生するガスが呼気中に混ざり不快な臭いの原因になります。
この場合、呼気を鼻から出しても同じ臭いがするのが特徴です。
最近、ストレスを感じている方は、リラックスに心がけ、一度
専門医の診察を受けてみてください。


・食べ物による口臭

ニンニクやタマネギは、臭いの残る食べ物として広く知られてい
ますが、アルコールやコーヒーもしつこく臭いが残ります。
また、糖分(でんぷん・ブドウ糖)を多く含む食べ物や清涼飲料
水は、食後の口の中にいる細菌の増殖を促し口臭を助長します。
食後の歯磨きを習慣づけ口臭予防に努めましょう。
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