クルマ用語
・リコール
自動車になんらかの欠陥や問題が発見されたとき、
原因が設計または製作の過程の場合に、
届け出れば、自動車を無料で修理する制度。
運輸省が管理をする。
・合わせガラス
衝撃でガラスが割れても、破片が飛び散らない
ように加工されているガラスのこと。
国内産はこの合わせガラス方式がとられる。
・ABS
アンチロックブレーキシステム。急ブレーキ時のタイヤロックを防ぐ装置。
・SUV
スポーティーなクロカン4WDの総称。
・RV
レジャー向けの多目的車
・アンダーステア
車がコーナリングをする時の現象で、ドライバーの意図した
目標ラインより外側にふくらむ傾向がアンダーステア、
内側に回り込む傾向がオーバーステア。
通常の車は弱いアンダーステアに設定されていることが多いが、
これは弱アンダーがドライバーの運転感覚に一番合っているのと、
直進性を安定させるため。
・カウンターステア
右に旋廻しようとしたとき、車の後輪が横滑りをはじめると
車体はコーナーの内側に向き過ぎることがある。
この時ドライバーは反射的に旋廻方向とは逆の左側にハンドルを切る。
この、常識とは逆のハンドル操作による動作がカウンターステア。
通常はかなり危険な状態であるが、峠のコーナーなどで意図的に
このカウンターステアを楽しむドライバーもいる。
・クラッシャブルボディー
モノコックボディーの乗用車で、衝突に備えてキャビンを
頑丈で変形しにくい構造とし、車の前後をクラッシュゾーンとして、
潰れやすく衝撃吸収性の高い構造にして、乗員の受けるショックを
軽減するように作られたもの。
・チャイルドロック
子供のいたずらなどで走行中にドアが開かないように、
リアドアを室内から開けられなくした機構のこと。
ドアロックをしていなければ、チャイルドロックが
ONの状態でも、外からの開閉は自由にできる。
チャイルドプロテクターなどとも呼ばれる。
・ユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインとは、子供から老人まで、あらゆるユーザーの
利用しやすさに配慮したデザインのこと。最近重視され始めたもので、
クルマに限らず、工業製品、日用品、町づくり等、人が関わる様々なものを、
より使いやすく便利なものにしようという考え方。高齢化社会を目前に控えた現在、
多くのメーカーがこのデザインを採用したクルマの開発に積極的に取り組んでいる。
腰をかがめなくとも乗り降りしやすい大きなドア開口部を設けた、
トヨタ・ポルテなどが注目された。