歯の着色の原因
1タバコのヤニ、コーヒーや紅茶、 赤ワインの色素などが、歯の表面に付着する
2むし歯による変色
3治療のための金属(修復物)によるもの
4神経を取ったあとの変色
5胎児のときに投与された抗生物質の副作用
6フッ素の過剰摂取が影響したもの(斑状歯)
7全身性の疾患によるもの
生まれつきの変色もきれいに
一番多く見られる1に関しては歯医者さんで洗浄、
スケーリング(歯石や歯垢の除去)をしてもらい、
日々の歯磨きを丁寧にすることで、その人本来の歯の色に
戻すことが可能です。2、3もむし歯を治療し、充填物を
入れ替えることで改善できます。4~7の内因性の着色や、
1~3でもとの色より白くしたいという場合に有効なのが
ホワイトニング。歯の表面だけでなく内部の色素まで取り除く
ことができるためです。
ホワイトニングは自宅でもできる
ホワイトニングには歯医者さんで行うオフィスホワイトニングと、
自宅で行うホームホワイトニングがあります。以前は薬剤を
歯の裏側から歯冠部に詰める方法や、歯の表面に漂白剤を
塗ってから特殊な光を当てるという歯医者さんで行う技術が
一般的でしたが、家庭でできる製品が厚生労働省に認可され、
最近はホームホワイトニングをすすめる歯医者さんが増えてきました。