孤高の狼といふ者の旅日記

孤高の狼といふ者の旅日記

自身3度目のブログ。昔気質な性格故に、雲の流れの様に身を任せる事が中々できないのがもどかしくも、そんな己が心身の鍛錬と共に、思う事、起こった事を淡々と綴る。全てを捨てた漢の流離いの先にある心の美醜とは!?

ノロノロ運転の台風10号による被害を気にしていたものだが、結局、此処福井は少々の雨だけ。


でも、お陰であれ程の厳しい暑さの日々も少し穏やかさを取り戻したような氣が!?


時も、もう9月に入っていたとは…早い。


シオカラトンボに混じって、赤とんぼが飛び交う姿に少しばかり胸を撫でおろしているのは、わたしだけではあるまい。


自然界の方も、草木の勢いは往時のそれとは違い、次なる準備段階にあるようだ。


そんな移ろいにあって、わたしの行動はというと、何故か、これまでの膨大な作業の後片付けをする機会が多くなっている。


なかなか綺麗に出来ず仕舞いだった大木の後片付け、そして大人の隠れ家でもある古民家周辺の石垣に生えていた雑草を一気呵成にと。


それにより、一つ一つが綺麗になっていくのを見ていると、心氣も研ぎ澄まされていくような感さえする。


そして、不思議にもそんなタイミングで、以前からわたしが「これがあれば良いなぁ」と思っていたものが、届くことになる。


それとは、ブロック。


大人の隠れ家の一階に所狭しと溜まっている大量の古い物を一時的に外に出したいのだが、その退避先となる小屋の土台に使いたいと思っていたのだ。


その小屋の長さは約10m位であろうか…!?


それ位の大きさともなると、土台となるブロックの数も結構な量になる。


それ故に、その思いは心に秘めるだけに留めていたのだが、その思いがこのタイミングで叶ったことは何かしらの計らいがあるようにしか思えないのだ。


その喜びを胸にしていると、また別の山里にある空き地の草刈りの依頼が…⁉️


そうなると、我が身の休まる時間は全く無くなることにはなるのだが、不思議と活力はみなぎってくる💪


そして、そんな自らの思いは、これまでに手塩にかけた野菜や稲たちにも伝わるのであろう。


まだまだ日中は暑く、日々の夕暮れ時には足が重くなるのが常だが、それでも田畑に声をかけにいくと…


至るところで蝶々が舞い、まるで桃源郷での心地よさのようなひと時を感じさせてくれた🦋


美しい…❗️

世はこんなに厳しい暑さなのに、それでもこの子達は脈々と生を受け継いでいってるのだと思うと、生い茂った雑草の上で正座して母なる大地に感謝の意を表したくなる。


この世は一切皆苦とはよく言うが、だからこそ、このようなホンの一瞬の美しい事象に心を踊らせ、心を傾け、謝し、また次への糧とすることができるのだと思う。


*石垣の草刈り様子(Before)


*草刈り完了!


*ブロックをいただいた所。こんな立派な古民家も解体なんだよね💦現代的な新居よりも、余程か価値があると思うのに…。


*床板もいただけるとのことで、全部剥がしました!


*大人の隠れ家の敷地は所狭しと大木やら、板やらが溜まってきています。


*適当に植えた稲も、見事なまでに❗️そろそろ収穫ですね。


*この地の伝統薬味「山うに」の素材でもある赤なんば🌶️。自分で作った赤なんばを試しに食べてみると…美味し過ぎました😋熟して甘みが深く、フルーティ。