葬儀準備と回想(3) | カタマヒ・ネズミのリハビリ記録

葬儀準備と回想(3)

子煩悩な父だった
仕事先にいつも
オムツとセットで
連れて行かれた。
当然、オムツも
交換した。
本当は、内心私に
自営の金属加工業を
継いで欲しかったと
思う、だけど私の
やりたい事を
優先してくれた。
優しい父だった。

誰からも好かれ、
戦後、静岡市の
映画館通りの
映画館のほとんどを
出入りして
映写機のメンテやら
するかわりに、
お礼としてその頃の
洋画は、ほとんど
見たとか、

古い映写機には
無かったフィルムの
ガイドレールを
作り取り付けたとか
色々とした様です。

そんな事は、
今となっては、誰も
覚えて無いだろうが
私は、誇りに思う。