日本では、秋開催のマラソン大会の中止が続々と発表されている。

過去に自分が出走した大会に限っても、下記の通り全て中止となった。

 

榛名湖マラソン(9.27)

いわて北上マラソン(10.11)

えちご・くびき野マラソン(10.11)

富山マラソン(11.1)

横浜マラソン(11.1)

神戸マラソン(11.15)

 

日本の大会は、冬春と異なり、ほとんどが入金前の中止決定か、返金対応をしているようだ。

思い返せば、中止ドミノは東京マラソンの一般ランナー参加中止が始まりだった。

実質的に地方自治体が主催している大会は、事務局人件費、広報等の経費は地元自治体が負担するということだろう。

 

そんな中、民間団体・みちくささんの「南伊豆町ウルトラマラソン」は、開催するとDMがきた。

4年前、70kのコースを荒天の中走り・歩いた大会。

1,000人規模なので、敢えて決行としたようだ。

 

 
10月10日時点で再感染拡大の場合、参加費は「それまでにかかった経費を引いて返金」するそうだ。
 
 

さて、復活の目標としてきたホノルルマラソン。

初めて定員(フルマラソン: 20,000名、ただし、日本受付は10,000名)を設けるそうだ。

7月上旬以降、エントリー開始予定とのことである。

 

HPによると、

「大会実施に向けた準備を進めてまいりますが、状況によっては、ご案内している内容の変更・中止を余儀なくされる可能性もございますので、予めご了承ください。」

「大会の内容が変更となった場合や、万が一、大会自体の開催が中止となった場合にも、エントリー料の返金や利用マイルの払い戻しはございません 。」

とのこと。

これまでに発生した準備費用も「エントリー料」として負担してもらわないと運営できないということだ。

 

日本のメジャーな大会との大きな違い。

 

https://www.honolulumarathon.jp/2020/updateinfo/

 

感染予防、アクシデント対応、中止のリスク、その他全て自己責任原則を徹底している。

 

ホノルルマラソンまで、あと半年ある。

しかし、今の状況からして、渡航そのものが可能となるのだろうか。

前後14日間の経過観察は不要となるのだろうか。

 

まだ、ワクチンは当然できていないだろう。

特に日本では、集団免疫にはほど遠い。

 

超過密なスタート前のアラモアナ。

マスクはするとして、走行中も、なかなかソーシャルディスタンスの確保は難しい。

万が一、現地で発症でもしようものなら、どうなるか。

 

不安、疑問は尽きない。