なんでタイトルが「スリリングな誘惑」なんかなぁと思ってた
笑瓶さんが作詞作曲した曲があったなんて知らなかった
すごくカッコいい曲だった
笑瓶さんが歌ってる姿も見たかったな
というわけで
2月22日
ニャンニャンニャンの日
笑瓶さんの命日
笑福亭笑瓶
一周忌追善トーク＆ライブ
「スリリングな誘惑」
umeda TRAD
行ってきました
この会場、昔はバナナホールという名で、偶然にも笑瓶さんが初めて落語でステージに立った場所だと
そして笑瓶さんと親しかったこの日のメンバーのスケジュール空きが一致したのがちょうど笑瓶さんが亡くなったこの日だったとか
なんか奇跡みたいなことが重なってるね
私はヤンタンのこと知らないから来る資格ないのかな、少し気が引けるな、とか思ったんだけど
でも出演者の方々皆さん知ってる方だし、これだけのおしゃべりプロが揃ったステージなんてなかなかないから見てみたくて
もちろん笑瓶さんのこと大好きなので参加させていただきました
も〜
ほんとにすごい！
贅沢！
当たり前だけどおしゃべり凄まじい勢いだし凄まじくうまい
皆さん関西のおじさま方
すごい勢いのわちゃわちゃを聞きながらめっちゃ楽しそうに嬉しそうにニッコニコな要さん ラブリーやった〜💕
おしゃべり好きの要さんもさすがにあのメンバーの中では入りこむ隙がなく
時々桂雀々さんから
「要ちゃんしゃべりーなー」
「ニコニコ♪」
のやりとりがなんともかわいかった
雀々さんわりと大きな方だから隣に座ってる要さんちょこんってかんじでよりかわいかった
ちなみにこの日の要さん
イラスト入りのTシャツにゼブラ柄のシャツ、ジーパン
何でも似合うしかわいいなぁ
（何回かわいい言うねん笑）
お一人ずつ
笑瓶さんとの色んなエピソード
一人がマイクの前いって
他の方横で椅子に座ってるから
なんか審査されてるみたいやなぁって
そんな中でもやっぱ皆さんすごいわ
大爆笑大爆笑の連続
どっかんどっかん
涙出るほど笑った
笑い落ち着かないうちにまた次の笑いが来るからおなか痛かったわ
北野誠さん
笑瓶さんが枕元で教えてくれたというちくわのお話面白かった
番組でちくわ食べるのが遅かった笑瓶さんにプロデューサーがしつこく何度も何度も
「ちくわ何本食べたんやっちゅうとんねん！」って詰められて
最初はシュンとするもだんだん可笑しくなって、プロデューサーは蹴ったダンボールに足挟まってもそのままちくわの話言い続けたという
そしてそこからコンタックCMでお馴染みの
「やっちゅうねん！」
が生まれたんだって
最初はモノマネだったんだ
なんか感動すらしたわ
その後何度もみんなで
「〜やっちゅうねん」
って連呼してて
も〜
おかしくておかしくて
雀々さんのカーネル・サンダースのエピソード、最高やった
落語みたいに
ほんまにその光景が見えてくるんやもん
しこたま呑んだ雀々さんと笑瓶さん
酔った勢いででっかい白髪のおじさまを
マンションの部屋に運び込み（エレベーターにカーネルだけ載せて二人は階段で上がった笑）
翌朝になって起きたら部屋にカーネル
ヤバさに気がついたお二人
店の近くまで運んで、あとは笑瓶さんが公衆電話でカーネルのマネしながら「ヒトリデカエレマセーン ムカエニキテクダサイ」
笑いすぎて涙出たわ
みんなで谷村新司さんのお宅にお呼ばれした話も面白かった〜
その時にもう一つの笑瓶さんの名言
「言うたん？それ言うたん？
言ぅ〜たらアカンがな〜」
が生まれたとか
さんまさんからのメッセージもありました
そして野沢直子さん、アメリカからのリモート中継（あちらは夜中の３時
）
）笑瓶さんのこと本名で
「としひろしがさぁ〜」
って何度も言うのがツボでした
リモートのズレを利用した？間とか笑
泣き真似したり
野沢さんてこんな面白いんや〜
野沢さんとはヤンタン仲間だから要さんめっちゃうれしそうだった
スクリーン見てるから後ろ姿だったけどすごいわかったよ
そして要さん
要さんはヤンタン時代に毎週笑瓶さんと飲んでたエピソード
オネエチャンの店によく行ってみんなを楽しませてたって
バッファローのマネして◯くび探しに行く遊びはちょっと、えっ！？
てなった
てなったオネエチャンの店行ってたのもちょっとね
笑瓶さんが褒めてくれた
♪今夜だけきっと♪
を弾き語り
ポケットから携帯取り出して
ん？
と思ったら
笑瓶さんの♪スリリングな誘惑♪を弾けるようにしてきたんだ〜
ん〜 いい曲
と、歌い終わったところで
ザーっとまたスクリーンに野沢さんが！
「ちょっとー！スリリングな誘惑の最初は『チーチチ チーチチ』でしょうが〜」一言物申したかったみたいで笑
その後、笑瓶さんのお葬式で出棺の時にずっと流れてたという（実は笑瓶さんでなく鶴瓶さんが好きな曲らしい）♪木蘭の涙を弾き語り
と思ったらここで要さん
『チーチチ チーチチ』って言い出して
後ろで皆さん
「こっちは泣く準備してたのにー」
ってツッコミが
でもさすがだなぁ要さん
で♪木蘭の涙♪弾き語り
出演者の皆さん
号泣でした
本気で
笑助さんも泣いて泣いて
しゃべれなくなって
皆さんも泣きながら
「笑助〜しっかりせぃ」って
それがまた泣けてきて
ずっと爆笑しててもやっぱり
ふと笑瓶さんがいない現実を実感してしまうとね
たまらないね
最後に嘉門タツオさんが笑瓶さんのために作った曲を披露されました
面白いネタを織りまぜながらも
♪先に逝ってしまった〜
♪お前がいないと何か足りなくて味気なくて
そんな言葉を聴くとまた涙が
皆さんまた大号泣でした
要さんも何度も顔覆って
泣いてた
こちらも泣けて泣けて
笑瓶さんのエピソード、明るくて優しくて繊細なお人柄をたくさん聞いたあとだから余計にね
なんでこんな早くに逝ってしまわれたんだろうね
この日進行役だった
たった一人のお弟子さんの笑助さん
泣きながら師匠のことを語ってくださいました
ほんとに師匠のことが大好きだったんだなぁって
落語は違う方に教わった、なんて言われてましたが、それ以上の、人として大切なものを受け継がれているなと思いました
最後には思い出の写真がスクリーンに映されました
若き日の要さんVOHさんも
長髪で野口五郎っぽい笑瓶さんも
悲しいけどものすごくあったかい
笑瓶さんへの愛がたっくさん詰まった
それはそれは素敵な時間でした
なんかね、ライブというか
出演者の皆さんが素に近いかんじで
客席も一緒に笑ったり泣いたり
一つの空間を共有してるかんじ
ほんとにあったかかった
きっとご本人もあの場所におられましたね
ほんとにサプライズ〜って出てこられそうな気がしました
貴重な空間に一緒にいられて
幸せでした
笑瓶さん
としひろしさん笑
ほんとにありがとうございます
これからもみんなの心の中に
笑顔の印象しかないってほんとすごいよね