ゴロゴロ音が意味すること | 獣医とノルウェージャンフォレストキャット マリアの腎臓闘病生活

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今年で4歳を迎えた我が家の愛猫マリアについてのブログです。若くして腎臓病になった我が子にしてあげられる事を書き記していきます。獣医師として同じ境遇に置かれた猫ちゃん、又は飼い主様の心の支えになれればと思います。

前回の記事で母猫と子猫がコミュニーケーションを取るために使うなどのように、一般的には「満足している時の合図」と考えられてきましたが、病気の時や激しい痛みを感じた時もこの音を出すことが知られています。

そこで、最近は「世話したり、保護する気持ちを誘うシグナル」と考えられています。
子猫がゴロゴロと喉を鳴らすことで、母猫の「守りたい」という気持ちを誘っているのです

ですから、同様に猫ちゃんが僕たち人間にもゴロゴロという時は、満足していることを伝えるだけでなく、こちらに注意を向けて欲しい、かまって欲しいという合図でもあるのです

※ゴロゴロという音は20-50ヘルツでこの振動数には骨密度を上げる効果があります。
 このために幼少期にゴロゴロで骨を丈夫にするという説もありますね。
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