食事 食べない場合 | 獣医とノルウェージャンフォレストキャット マリアの腎臓闘病生活

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今年で4歳を迎えた我が家の愛猫マリアについてのブログです。若くして腎臓病になった我が子にしてあげられる事を書き記していきます。獣医師として同じ境遇に置かれた猫ちゃん、又は飼い主様の心の支えになれればと思います。

療法食をいろいろ試したけれど全く食べてくれない。
こういう場合には思い切って食事を元に戻してしまいましょう。「療法食を食べない」よりも「通常食を食べる」方が体にとってエネルギー面に関してはるかにプラスと言えます。
食べないことが体に与える悪影響も考えるようにしましょう。
またその子にとって食べることがどれだけの喜びかを考えてあげると良いかもしれませんね。

ただ、通常食に戻してもご飯を食べてくれない子が少なくはありません。
もちろんぐったりしている、しんどそうなどの場合は病気が進行してしまい食欲が出てこないのかもしれません。
この場合は病院の先生に相談していただく方が良いでしょう。

ただし元気で走り回ってるのにご飯を食べない。
こういう子もいるのです。
この場合の多くは、内服薬やサプリメントを与えています。しかもご飯に混ぜている場合がほとんどです。

猫ちゃんはもともと警戒心の強い動物さんです。
一度こうなってしまうと、何も混ぜていないご飯でも警戒して口にしなくなってしまうほどです。

この場合は、いつも使っているお皿いつも置いているその場所は通常通りに使用して、他のお皿を使って他の場所に隠すように置いてみてください。

いつもと違う新鮮感、発見したという喜びから警戒心が薄れて食べてくれる場合がありますよニヤリ
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