高血圧の話2 | 獣医とノルウェージャンフォレストキャット マリアの腎臓闘病生活

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今年で4歳を迎えた我が家の愛猫マリアについてのブログです。若くして腎臓病になった我が子にしてあげられる事を書き記していきます。獣医師として同じ境遇に置かれた猫ちゃん、又は飼い主様の心の支えになれればと思います。

腎機能が低下すると血圧上がる
というのは前回お話しました。そして
血圧が上がると腎臓がダメージを受ける
ともお話しました。

つまり、卵と鶏の話のように、腎臓高血圧は互いに密接に関わりあっているのです。

このため、腎臓の異常を知った時は血圧も一緒に見ておくといいでしょう。
ただ高血圧があったとしても、腎臓が原因と決めつけず、他に高血圧になる原因がないかも考える必要があります。

他に高血圧になる原因には、甲状腺や白衣性(病院内での緊張、興奮)などがあります。

マリアの血圧は問題ありませんでした。

ちなみに、収縮期圧(高い方の数値)が160mmHgを超えると高血圧と言われています。
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