今回ご紹介するドラマ、
「旧作なのに、なんか最近、よく目にするな~」
と気になっていたのですが、
NETFLIXでもうすぐ配信が始まるからですかね。
実は私、2020年の晩夏
韓国ドラマにハマり始めて、
まだ作目という時に、本作を見ました。
だから、今の私が見たら、多分違う感想を持つだろうな
ということを、まず最初に、お断りしておきます
(韓国人俳優さんとか、全然知らなかったので
カン・ハヌルが、あんなに演技派だとはのちに知るのでした)
・・・まぁ、でも、ある意味、
超初心者な初々しさが出ている、
フレッシュな感想とも言えるかも
だから、あの時感じたそのままをつづります。
相続者たち
いつもの通り、詳しいあらすじは書きません。
こちらのホームページでどうぞ
ネタバレなしで、お届けします
【こんな人にオススメ】
これぞ、「ザ・韓国的学園ドラマ」の醍醐味を堪能したい人
「10代でも楽しめる韓国ドラマはないかな」と探している人
韓国の格差社会の一端を見て、「うわ~」と純粋に楽しみたい人(笑)
日本人俳優に似ている韓国人俳優を見てみたい人(または、キムタクが好きな人)
※ちなみに、このドラマを選んだ理由は、
ナ、ナント、韓国ドラマ超初心者なのに
「シークレット・ガーデン」
「太陽の末裔」
「トッケビ」
で想像を超えるストーリーを描く脚本家(キム・ウンスク)が気になったからです。
・・・まあ、でも、後述しますけど、
やはり同じ脚本家の4作を見ると、
「あるパターン」が気になっちゃうんですけどね
【ざっくり言うと、
こんなドラマ】
前半「異国で始まるラブストーリー」
後半「韓国ドラマ的学園ドラマ」
詳しくは後述しますが、前半と後半で、ガラリと舞台も雰囲気も変わります。
いずれにしても、タン(イ・ミンホ)のカッコよさ
ウンサン(パク・シネ)の健気さ
ウンサン母(キム・ミギョン)の利発さ(そして、ハンパない演技力っ)
は、終始健在だからこそ
激的に変わっていくヨンド(キム・ウビン)の成長がまぶしい物語です。
「持つ者」と「持たざる者」の成長と葛藤を描く青春物語
見ていて、清々しくなるくらい、
かーなーりわかりやすく、格差社会・恋愛を描いてます、ね
でも、高校生も大人も、それぞれの立場で、
自分の大切なもの(金、プライド、学歴、成長、会社 etc)
あるいは、大切な人のために、
葛藤・奮闘する姿に、少なからず、心打たれることでしょう
【(超初心者による)
韓国ドラマあるある度】
韓国ドラマ設定度:
まぁ、これ以上ないくらい、わかりやすく「韓国ドラマ」です。
「格差恋愛」
「財閥」
「後継者問題」
「すごすぎるファッション」
「わかりやすい悪役」
などなど、超初心者でも、一目瞭然です
韓国ドラマなストーリー展開:
韓国ドラマは、「序盤、なかなかストーリーが展開しない」
ことが多いように思いますが
このドラマは、その真逆です。
序盤は、どんどん話が進んでいくので、ぐいぐい引き込まれます
といっても、まあ、
「そんな偶然あり得ないよね」
という意味では、韓国ドラマ独特のストーリー展開は続きますが・・・
そして、副題の
「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ」 |
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が示唆しているものは何なのか
という観点から見ると、
「うわ~こうなるか~」と誰もが思うことでしょう。
つまり、御曹司異母兄弟(タン&ウォン)をめぐる結末が、
ものすごく現実的っていうのは、
ある意味、韓国ドラマっぽくない
と、私は一番心動かされた部分ですが・・・
見方にもよるかな
あなたはどう感じるか
乞うご期待
【総合的評価】
(星3.2)
上記の通り、序盤はスピーディな展開、
しかも、異国の地のゴージャスな邸宅で、
身分違いの若い2人のラブストーリーが始まるっていう期待感でいっぱいでした
と、ところが
「韓国編」とも言える中盤以降は、
いわゆる、格差社会をベースにした「学園ドラマ」で、
辛辣なシーンが多くて
「えぇぇっあの高まる期待感はどこへ行ったの~」
というのが、アラフォーはむはむの正直な感想です。
逆(韓国編アメリカ編)の展開だったら、良かったのかな~
最初は夢みたいな出会いで、
後からドーンと現実に落とされるのは・・・
なんかツラかったです
(年のせいかな、うたれ弱くて)
いずれにしても、「花より男子」が好きな人には、オススメできる、かな
(私も、日本版「花より男子」しか見たことないですが、なかなかのお気に入りでした。
・・・でも、あの頃、まだ20代だったしな。。(遠い目))
あとは、
イ・ミンホ(若かりし頃の)キムタク
キム・ジウォン沢尻エリカ
にしか、どうしても見えなくて
「なんで、日本人が韓国語を話しているの~」
という疑問符が頭からずっと離れず、本筋に集中できませんでした・・・
(これって、「韓国ドラマ超初心者あるある」
いずれにしても、完全に私の視力と認知の問題でスミマセン~)
キム・ウンスク脚本のドラマの「最終エピソード」という点で言えば、
このドラマが一番良かったです
良い意味で妥当です。
逆を言えば、他の3作は、「よく言えば斬新」なんだけれども、
「え”、この終わり方・・・」
と毎回ホントに同じように感じてしまうんですよ
(私の感性が特殊なのかも・・・)
どちらかというと、辛口の感想となりましたが・・・
「韓国ドラマ=オトナが見るものでしょ~」と思っている
10~20代の若者の皆様にもオススメできる稀有なドラマ
ですよ~