【12人の優しい日本人】 | 映画と本のレビューブログ

【12人の優しい日本人】


舞台版みたら、楽しいだろうな~!!!

日本に陪審員制度があったら?という架空の設定を基に、12人の陪審員が
一つの部屋の中で、背景も考えも全く違う12人がある男性の死をめぐって事件か事故か、
殺人容疑者の判決をめぐって議論を繰り広げるコメディ。

まだ三谷幸喜さんが舞台の台本を書いていた頃の映画版なんだよね。
なので2時間、舞台は1部屋だけ。
話も「無罪」か「有罪」か。それだけを討論しまくるだけの簡単なストーリー。
でも、面白い!!個性豊かな12人の掛け合いが、絶妙です。
今は日本でも陪審員制度とか出来てますが、当時「日本にもあったら」という仮定で
作られたのがすごいなぁ。ほんと、こんな感じなんでしょうねぇ。
どうやって有罪と無罪を証明するか、お互いの討論にワクワクします!
私はゆるーいクドカン派ですが、計算し尽くされた三谷ワールド、たまにはいいかな♪
現代版(てほどでもないけど)キサラギ ってとこかなー。

評価:★★★★★★★★☆☆
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12人の優しい日本人   /1999 日本
出演:塩見三省 豊川悦司 相島一之 上田耕一 村松克己
監督:中原俊  脚本:三谷幸喜
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