【ガダラの豚】 | 映画と本のレビューブログ

【ガダラの豚】


ん~。すごい世界だー。

大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書は超能力ブームにのって
ベストセラーになった。調査地の 東アフリカで長女が死んで以来、大生部はアル中に。
妻の逸美は神経を病み、の新興宗教にのめり込む。大生部は奇術師のミラ クルと
共に逸美の奪還を企てるが…。超能力・占い・宗教。現代の闇を抉る物語。

長編を読むのは得意じゃないんだけど・・この手の話も興味ないんだけど・・
これは面白かった。
2、3巻はもう読んでて止まらなかった~!気づけば朝方!!って感じで。
先進国での超能力ブームと後進国での呪術を理論で分析してたりして
難しい話ではあるけど、納得させられる。
後半、もうバキリが怖くて仕方がない・・!!こえー!バキリ!
読み切った後、ものすごい達成感があります。

評価:★★★★★★★★☆☆
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ガダラの豚1  2  3   /中島らも
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