【ジョゼと虎と魚たち】 | 映画と本のレビューブログ

【ジョゼと虎と魚たち】


池脇千鶴ちゃんに圧巻!!!・・しかし、リアルなラストやな~

大学生の恒夫(妻夫木聡)は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の
ジョゼ(池脇千鶴)と知り合う。ジョゼは足が悪いというハンディを背負っていたが、
自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。
そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていくが、ふたりの関係は永遠ではなかった。

いいなぁ、いいなぁ。この雰囲気好きだなぁ。
池脇千鶴ちゃん、すごすぎなんですけどー!!!もう、女優ッ!ってかんじ。
今ドラマとかに出てる役者さんでもこんな演技できる人、少ないんじゃないかなぁ。
あのコテコテの関西弁がとってもナチュラルで。かわいかったなぁ。
キャラが魅力的で、入り込んじゃったよ。ばあちゃん、良かった・・・!
ジョゼの、ずっと一緒にはいられないってわかってるけど好きな人と過ごしたいって
思う気持ちにキュンとした。
妻夫木くんの微妙な気持ちの変化が見てくのも切なかったな。
ラストは・・しょうがないと思うわ。なぜかそこだけとっても現実的だけど。
逃げるのはわかる、でもあんなすぐに樹里ちゃんと会わなくたって~!!悲しい。

上野樹里ちゃんもまだ初々しいね~♪でも所々に原石のキラキラ感が見えた。
妻夫木くんは、こんな役多いよね。オレンジデイズとかもそーだったけど、
なんであんなヘタレな大学生が似合うんだろう・・笑
あと、キャストが面白くて好きだなー。
板尾さんとか良々くんとかッ♪てかライセンスが出てるね?びっくりだよ~

評価:★★★★★★★★☆☆

ジョゼと虎と魚たち   /2003 日本
出演:妻夫木聡 池脇千鶴 上野樹里 大倉孝二 新井浩文 新屋英子
監督:犬童一心