再会 | reverse

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オヤジィーなつぶやきを淡々と。

つい先日、家族で市内のとある公園へ行った時のこと。

駐車場の方から男女合わせて20人くらいが歩いてきた。

何人もがデジカメやビデオカメラを持っており、何やら怪しげ。

男女一組がバトミントンを始め、周りの何人もの人間が撮影をしている。

カメラ同好会とかその手の集まりなんだろか・・・

と思いつつも、あまり気にせずに居たわけだが。


しばらくすると、そのうちの何人かが

「あーっ!」とか言いながらオレに近づいてくる。

カメラ同好会に知り合いは居ないし・・・


「○○さん!」

オレの名前を呼んでるじゃないか・・・

声をかけられて、やっぱオレなのかとよく見てみると・・・

9年前まで10年在席した会社の後輩だった。

そうこうしてるうちにそれに気づいた10人くらいがワラワラと近寄ってきて・・・

一人一人顔をみるとなんと当時の後輩ばかり(笑)

「うおー、なんだー、怪しげな奴らだと思ってたけど、まさか知ってる人間とはなっ」

と思わず笑ってしまった。

「やっぱ怪しいっすよねぇ?(笑)

さっき、○○公園に行った時なんて、公園の管理人から一体何をやっているんだ?と言われましたもん」

本人たちは自覚してたわけだ。


彼らの目的は、動画や写真の素材集め。

社員の中で結婚するヤツが居て、披露宴の時に流すための動画やスライドショーの素材を写しているのだそう。

式の当事者二人も一緒に来ていて、二人で居るところをカメラに収めるというわけ。


その後、暫く近況報告みたいになって・・・

とは言え、10対1みたいな状況で、オレひとり話してるような感じだったが・・・(笑)

しかしさすがに9年も経っていると、当時独身だったヤツもほとんどが子持ちになっていた。

うちの娘が20歳になってることにみんなは驚いていた。

会社規模は当時のなんと二倍くらいになってるそうで、当時オレの下にいた主任が今は部長になってることに驚いた。

オレがやめた頃の経営不振に比べ、今この不況の中で経営状態が上向きというのも意外だったなぁ。


「辞めない方がよかったのか?オレにとって(笑)」

と言うと

「そんなことは絶対に無いですよ。相変わらず、わっけわからん会社ですから!」

吐き捨てるようにそいつは言ったが・・・

どうなんだろう・・・(笑)


「あ、ビデオに写っていきます?結婚式のときに映像流したらで社長が見てきっと気づきますよ(笑)」

と言われたが

「んなアホなっ」

と遠慮して彼らと別れた。


自分で言うのもなんだが・・・

退社の際、かなり惜しまれて(だと思う。笑)会社を辞めた。

最終日の帰り際には抱えきれないほどの花束をもらい、色紙の他にノートもくれて、そこには50人近くのコメントが書き込まれていた。

コメントというより手紙に近かった。

一人で3ページ書いてくれた人もいて、家に帰ってから読んでいるうちに、涙がちょちょぎれそうになったのを覚えている。

そこまで人望があったという自覚もなかったし、オオゴトのような周りの対応に戸惑いつつ、不思議な気分だった。


というわけで、久々に彼らに会い、そんなことを思い出した日でしたとさ (°∀°)b