解析で比較的頻繁に使う機能はざっくり紹介しましたが、他にもメニューがいくつかあるので、簡単に触れておきます。
もしかしたら、後日時間ができたらまたメモするかもしれません。
●「File」メニュー
解析しているプロジェクトのオープンまたはクローズする機能、解析対象を追加でインポートする機能などがあります。
また、コードをテキストやHTMLにエクスポートする機能や、印刷機能もあります。もっとも、コードをファイルにエクスポートするだけでかなりのサイズになりますが。
プロジェクトの保存以外は、解析の序盤に追加のファイルのインポートなどをするくらいでそれ以外にはあまり使わないかも。
●「Edit」メニュー
編集といってもコードそのものを変更するのではなく、解析状況を変える場合に使うことがある機能です。例えば、「Clear Code Byte」はニモニックになっている選択範囲を「??」の状態に戻す(ただし、データはそのまま)機能です。これは、自動解析ではプログラムのコードと判定されたが、解析の結果ただのデータ列だったといったときに使うようです。
また、ツールのオプション設定もこのメニューにあります。
●「Analysis」メニュー
解析を実行するメニューです。もっとも、Code Browserを最初に立ち上げた際に、未解析の場合は解析をするので、オプションを変えたりして再解析する場合以外は使わないかもしれません。
●「Select」メニュー
Listing画面などで、マウス以外で選択状態にするときに利用します。
現在のカーソル位置より上、下、全画面を選択状態にする、現在のカーソル位置より指定バイト数選択状態にするなど、色々な方法で選択状態にすることができます。
個人的には、選択状態はマウスでやってしまうので、あまり使わないかも。
●「Tools」メニュー
今後は増えていきそうではありますが、デフォルトではツールが3つだけです。
うち、「Processer Manual...」は、マニュアルが入っているPDFへのパスが表示されるだけだったりします。
「Program Differences...」は、別の実行ファイルを開いてDiffを取るツールで、類似した検体を見比べたい時には使えるかもしれません。
「Genarate Checksum...」は、チェックサムを計算してくれるようです・・・が、あんまり用事ないかもです。