最近ハマっているYouTuber「ベテランち(灘卒→東大理Ⅲ)」の書籍「他力本願勉強法」を読んでいます。その中で、情報収集の方法について触れられています。
「情報収集」=とりあえず学校の公式サイトを見て、そこからなんとなく偏差値を見て、ちょっと頑張る人は過去問を見て、それで情報収集終わりという行動は「はっきり言って甘い」です。情報は「他人から引き出す」のです。他人の経験をもとに、あなたの合格までのロードマップを作るのです。情報は「合格体験記」で集めるのです。
という内容に非常に感銘を受け、手元にたまたまあった合格体験記集(割と一般に出回っているもの。メリカリにも多数出品あり)を読み漁り、合格した人の共通ポイントを洗い出してみました。順不同でカテゴライズもせず重複もある「未加工」状態ですが、そのまま書き記します。
<合格エッセンス(まさぴ作成)>
- 反省ノート(テストでの失敗)とメモ帳(国語や社会の曖昧な知識)を作る
- 間違えた箇所をすべて正解するまでやる
- 漢字の問題をつくって毎日解く
- 算数の過去問で間違えた問題を集め、何度も解き直した
- 間違えたところに印をつけて繰り返し見る(苦手な知識のみが見直せて時間が短縮できる)
- 授業を楽しむ
- 過去問には計画的に取り組む
- 1週間と1日のスケジュールを考える
- 息抜きを必ず少しいれる
- 目標を立てて目指すべき姿を見つける
- ただ覚えるだけでなく、理解する(理解すれば自然と頭に入る)
- 過去問は大事だけど凹みすぎないように
- 苦手科目は早めに克服する
- 算数の計算トレーニングを毎日しっかりやる
- ノートに自分が学んだことをまとめてみる
- 最後まで諦めない
- 暗記は毎日することが大切
- テスト直しをしっかりやり、次につなげる(特に理科・社会は知識をまとめる)
- わからないところをそのままにしない(分からない問題を放置しない)
- 算数は質より量、習うより慣れろ
- とりあえず漢字はこつこつと
- どの教科に時間をかけるかが大事(夏期講習は苦手克服の最後のチャンス)
- 過去問は10年分やる
- 過去問は9割ほど取れるまで、やり過ぎなくらい何度も解く
- 小さな目標を立てる
- 先生に質問する
- クラス昇降は気にしない
- ぶれない目標を掲げる
- 失敗は必ず強みに変わる
- 基礎を固める
- 本番では自分を信じること
- 最後の最後まで成績は上がる
- 復習で使うからテキストは捨てない
- 目標をコロコロ変えない
- 遅くとも午後10時半までには寝る(しっかり寝る)
- 志望校を決めるため、早めにいろいろな学校の見学・文化祭に行く
- 受験をとにかく楽しむ
- ノートはていねいに書く
- 覚えることは一気に何度も(じっくり一回やるより定着する)
- 間違いノートをつくる
- 知識系のプリントや単語カードを持ち歩き、隙間時間に活用
- 苦手な分野を自分で理解し、復習する
- 家庭学習だけでなく日々の授業を大切にする
- 取れるところを確実に取る(自分が解けるものは絶対に取りこぼさない)
- どの教科も間違えた問題や新たな知識を書くメモ帳を作る
- 空欄を作らない(1点でも多く)
- 見直しする(凡ミスは最もつらい)
- 国語と算数は過去問をたくさん解くことで出題傾向をつかみ、時間の感覚を身につける
- 受験後の楽しいことはあまり考えすぎない
- 難しい問題はみんなも解けていないと考え、焦らず最後まで手を動かす
- 得意科目が一つだと怖いので、すべての科目である程度戦えるようにする
- 基礎的なことは毎日やる
- 4教科をバランスよくやる
- 「絶対合格する」という強い意志を持つ などなど
実際に受験を経験し、見事に合格を勝ち取った子どもたちのメッセージなので非常に価値は高いと思います。一方で、ベテランち氏曰く「受験マニアになるな」「情報を集めただけで終わりにしない」「自分に置き換えて、合格体験記の知見を応用する」ともあります。ごもっともです。ここで終わったら何も成長はないので、この情報を調理し、息子の学習へ応用していければとこれから戦略を練っていこうと思います。
といった感じで普通に素晴らしい本なので、おすすめです。