(2014年4月2日) 【中日新聞】【夕刊】
「自閉症に理解を 青くアピール」
諏訪の高島城ライトアップ
国連が定める世界自閉症啓発デーの2日、長野県諏訪市の高島城を青色のライトで照らし、自閉症をはじめとした発達障害への理解をアピールする啓発イベントがあった。
全国各地のランドマークを自閉症啓発カラーの青色で彩る「ライト・イット・アップ・ブルー ジャパン」の一環。諏訪地域を中心とした発達障害の子どもを持つ親の会の有志が、委員会を組織して昨年に引き続き実施した。
関係者ら約50人が高島城に集まり、午後6時20分ごろカウントダウンでライトアップ。薄暗い空に青く染まる天守が浮かび上がった。城の公園内では、県の発達障害者支援シンボルマークの形に並べたキャンドルに明かりをともした。
委員会代表の柳沢潤子さん(59)は「発達障害とは何かを知ってもらい、障害者と接した時には、『どんな手助けが必要ですか』と、手を差し伸べる社会になってほしい」と願っていた。 (中沢稔之)
【コメント】
地域への呼びかけで一番重要なのは、
まず「知ってもらうこと」だと思います。
今後の活動に注目したいです。