「障害者の新たな職場に 福知山のNPO、直営レストラン開設へ」
京都新聞 11月12日(火)記事参照
障害者の就労支援を行っている京都府福知山市の
NPO法人・人権の会しあわせネットワークは15日、
バイキングレストランと土産品、野菜の直売所「四季の
味 勇気」を同市岡ノ三町にオープンさせる。
障害のある人の新たな職場にするとともに、レストラン
では地元産の野菜を使った豊富なメニューを提供する。
同ネットワークでは、障害者20人が電器部品の加工業務
を請け負っていたが、発注元企業の撤退で受注が不安定に
なった。
安定収入を得るため、自前のレストランと直売所を開業する
ことにした。
市所有の遊休施設(555平方メートル)を有償で借り受け、
約500万円かけて調理場などを改装。
レストランには40席を設けた。
メニューはバイキング形式で約30種類。栄養士の資格を持つ
職員が考案したおからのハンバーグやサバの煮付け、きんぴら
ごぼうのほか、デザートも並べる。
店は職員と障害者7人で切り盛りし、試作や接客マナーの訓練を
積んできた。
土産品直売所では市内の名菓や漬物のほか、野菜なども販売。
福知山城や観光施設「ゆらのガーデン」にも近く、観光客の利用も
期待する。
一井義光事務長(69)は「障害者が生き生きと働ける場になり、
常においしい料理を提供していきたい」と話している。
15日午前10時からオープン式典を開き、11時に開店する。
営業はレストランが午前11時~午後2時で、料金は中学生以上
1050円(小学生や高齢者は割引)。
直売所は午前11時~午後4時。いずれも水曜定休。
【コメント】
喫茶やレストラン形式のところが多い中、バイキング形式の
提供は新しいと思います。
バイキング自体最近人気ですし、お昼メインのようですが、
軌道に乗って、夕食バイキングも出てくると、さらに人気が
でそうですね。