障害者に仕事提供 桐生の任意団体 群馬
産経新聞 9月13日(金)記事参照
障害者の所得向上を目指して桐生市の任意団体
「equ-alle(エクアル)」が、障害者に
仕事を提供する活動を始めた。
不要になった家電を回収し、障害者がこれらを
解体することで、各部品の売却益を得ようという
リサイクル事業だ。
エクアルは現在、NPO法人の申請を行っており、
代表の高橋俊文さん(40)は「障害者の経済的
自立に向け、活動を広げたい」と意気込んでいる。
エクアルは今年6月、市内でコンサルタント業を
営む高橋さんが中心となって創設。
高橋さんには知的障害の弟がおり、所得面など
障害者が抱える厳しい現状を目の当たりにしてきた
ことが活動のきっかけだという。
エクアルの業務は、不要になったパソコンや携帯
電話、デジタルカメラなどの家電を市民や企業から
回収し、社会福祉法人などに提供。
障害者が解体し、各部品を処理業者に売却すると
いうものだ。
エクアルによると、先月から桐生市の社会福祉法人
「広済会」と提携し、障害者5人程度が解体作業に
あたっているという。
家電を安定的に回収でき、解体技術が高まれば、
障害者1人当たり5万円程度の月収も可能とみている。
【コメント】
同じような境遇なので、こういった事業をスタート
させた思いに共感が出来ます。
5万円程度の収入とのことですが、家電ということで
安定的に回収できるのはメリットですね。
徐々に収入が上がっていくことも期待したいです。