只今我が家は大学受験の真っ最中。

 

この前高校に入学したと思ったら、あっという間の3年間弱って感じ。

 

まあ、ムスメなだけに父親嫌い真っ只中で(笑)、高校に入学してからはあまり話もせず、特にこの1年はほとんど会話どころか挨拶すらしていない(笑)

 

が、最近の出願はネットが中心らしく、ムスメは勉強に集中したいらしく自分でやらず、ヨメはネットがからっきしなので、出願はもっぱら俺の仕事。

 

が、本人じゃないとワカラナイ事も多々あり、ムスメとめちゃくちゃ頻繁にLINEしているという。

モチロン同じ家の中にいる状況で(笑)

 

しかし、まあ、高校生活の3年間が丸々コロナだったんだもんなぁ。めっちゃ気の毒。

そのストレスを父親を嫌う事で晴らせるんならガマンも出来るというモノ。

 

というか、ぶっちゃけ父親って間違いなく母親ほど子供を溺愛しないなと。

嫌われてるんならこっちだって知るか!って感じだもんな(笑)

腹痛めてる訳じゃないしね。

 

と、我が家の状況はさておき(笑)、俺にもモチロン受験の時期があった。

が、それがまあまあエピソードがあったんでちと書いてみたい。

 

まず、俺が大学を受験したのは今から38年前の1985年、昭和で言うと60年だった。

 

で、当時は共通一次試験というモノがあり、一応国立を目指していたのでコレを受けたのであった。

 

で、当日なのだが、ほとんど雪が降る事のない静岡なのに、なんと前日から雪予報!

結局はチラチラ程度しか降らなかったのだが、前日はもし会場に行けなかったらどうしよう…とめちゃめちゃ心配したモノだった。

 

で、その日程というのが、1985年(昭和60年)1月26,27日。

 

コレ、そのスジが好きな人が見ればピンと来ると思うが、なんと!

 

四代目山口組組長、竹中正久氏が一和会のヒットマンに襲撃された日とその翌日の亡くなった日という…

 

 

 

 

 

 

モチロン受験には全く関係ないのだが、テレビはこの話題で持ち切りだし、日本中で大抗争が起きるなんて騒がれて、もし何か受験に影響があったらどうしよう…などと心配したモノだった。

 

しかし余談だが、その後大学に進学し、レンタルビデオで「仁義なき戦い」を観てめちゃめちゃハマり、実話誌を毎月購読するようになるとは当時は夢にも思わなかったな(笑)

 

そして、なんとか共通一次試験を終え、滑り止めを受験するために数日東京に滞在した。

 

泊ったのは、代々木にあったオリンピック村。

受験シーズンは学生向けに格安で泊まれたんだよね。

 

で、その滞在中に、なんと!かの風営法の大改正があったのであった。

 

 

 

1985年2月13日がそうなんだけど、コレも当時はめちゃめちゃ話題になって、良くテレビでも歌舞伎町でキャッチ(呼び込み)にインタビューしたりして(おおらかな時代だったんでね(笑))、施行されたらキャッチが街頭から消えるのでは?なんて言われてた。

 

で、当時18歳になったばかりの俺は、一緒に泊まってた悪友2人と興味本位で施行された当日に歌舞伎町に行ってみる事にしたのだった(笑)

 

今でも忘れもしないけど、ノリだったんでほぼパジャマみたいな恰好して、現金も1,000円と電車賃くらいしか持ってかなかったんだよね(笑)

 

で、歌舞伎町に行ったら確かにキャッチは少なかったんだけど、少しはいて、見事に引っかかったという…(笑)

 

確か店内はボックス席で、入場料500円だけで女の子が隣に座って触り放題みたいな事言われて(笑)、まんまと入店しちまった。

 

が、いきなり個室に案内されるという異常事態(笑)

 

で、少しするとかなりスレた感のあるおねぇさんが入ってきたのだが、貧乏高校生で所持金が500円しかないと伝えると、その500円で友達が終わるまで店に居られるようにしてあげると言われ、500円を払ってしばし個室に滞在した。

 

すると「お友達がお呼びです」とボーイに呼ばれ、後を付いていくと「こちらです」とドアまで案内され、パンチパーマにちょびひげの明らかにそのスジの人にドアを開けられて入ってみたら路地裏だったという(笑)

 

いうなれば、ボッタくりのハズがボッタくれなかったという、悪徳店の上を行ったという訳で(笑)

 

で、そんな事してたんで、当然都内で受験した滑り止め3校は全て落ちたという…(笑)

 

そしていよいよ本番の国立を受験したのだが、コレが某関東近郊の大学だった。

 

で、俺は絶対に浪人なんてしたくなかったんで、かなり楽勝で入れそうな学科を選び、受験した感触でもほぼ九分九厘合格だろうと思っていた。

 

で、親父がこれから入学したら頻繁に静岡と行き来するんだから合格発表は自分で見に行ってこいとなり、同じ高校からもう一人受けたヤツがいたのだが、そいつと一緒に見に行くことになった。

 

静岡からその大学までは、鈍行で片道約6時間の行程だった。

 

で、実はそいつとはさほど仲が良かったわけじゃないのだが、行きはまあなんとかなった。

 

で、大学に着いて結果を確認したら、俺はモチロン合格したのだが、そいつはお約束のように落ちやがって(笑)、周りで大学生が合格者に万歳したり胴上げしたりしている中、喜ぶわけにもいかず、更に帰りの道中6時間、超絶にケツの座りが悪かったことを今でも覚えているという…(笑)

 

とまあ、そんなこんなの今となってはイイ思い出なのだが、果たして我が家はどうなる事やら。

 

なんとか第一志望校に受かってほしいなぁ。


授業料やら通学費やら一番掛からないんでね(笑)