大学生の頃である。私が所属していたサークル内での事だ。それは私がそのサークルに入る少し前の出来事で、話は被害にあった女子から直接聞いた。
ある日の夜のこと。その女子…仮にA子としよう。
A子がサークルの時間が終わって帰宅しようとしたら、先輩の男子が家に付いて来てしまった。A子はその先輩(以降、この男子をB男とする)に対して男としての興味は無く、ついて来られて正直迷惑だった。
かといって無下にも出来ず、自分の部屋(下宿)に入れてしまった。
常識的に考えて、A子はここで「流石にそれは困ります」と追い返しても良いのであるが、それが出来なかった。相手が先輩だから言い辛いのもあったろうが、残念ながらその時のA子は、男のあしらい方が分からなかったのだ。
部屋に入れ、とりあえず茶を出す。B男の会話に気のない相槌をしながら、心の中で「早く帰ってくれないかな…(´ . .̫ . `)」と思っていた。
B男は全く帰ろうとせず、そのうちA子は疲れで睡魔に襲われ、ウトウトし始めてしまった。
A子が眠りに落ちたその瞬間。
B男はA子に覆い被さった。いや、襲いかかった。
A子は仰天して飛び起き、「やめて下さいっ!!」…と、半ば叫びながら必死で跳ね除けた。この時、A子の頭の中は真っ白だった。
この時点でA子が完全に「拒絶」の態度をとっているにも拘らず、B男は再び覆い被さろうとA子の体を抑えた。無理矢理に唇も奪われた。
恐怖と後悔と、ある種の情けなさで一杯になりながら、A子は尚も抵抗した。
その時である。B男がA子に言った一言に、A子は一瞬固まった。
B男「ねえ、電気どうする?(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)ハァハァ」
A子「(‘◉⌓◉’)!?」
意味が分からなかった。明らかに自分は抵抗している。どう見ても拒絶している。(ましてや、付き合ってもいない)にも拘らず、B男は電気を消すかどうか聞いてきたのだ。それも真顔で。
コイツは自分のしている事がわかっていないのか。一瞬固まった後、A子は謂わば「我に返った」状態になった。そして一気に怒りが込み上げた。
A子自身、どうやったか覚えていないそうだが、とにかくA子はB男を再び跳ね除け押し出し、部屋の外へ追い出した。
危機が去り安堵しつつも、A子は恐怖と怒り混じりの興奮状態。もう眠れる環境ではなかった。「なんであんな◯鹿、部屋に入れちゃったんだろう」と自問しつつ、眠れないまま少々の時間が過ぎた。
そしてB男から電話がかかってきた。
今更何なのか、謝るつもりか…正直声など聞きたくもない。そう思いつつA子は携帯を手に取り、いつまでも鳴り続けるその電話に渋々出ることにした。
A子「………何でしょうか?( ・ั﹏・ั)」
電話に出たA子の耳に、更に仰天の台詞が聞こえる。
B男「お前がっ……俺との…関係を、おっ…終わらせたいんだったらっ……、俺はっ…それでもいいからっ…。:゚(;´∩`;)゚:。」
A子「(‘◉⌓◉’)!?????」
B男は泣きすすりながらそう言ってきたそうである。A子は全く持って意味が分からず、半ば呆然となってしまった。
関係も何も、付き合っていないのだ。自分からは勿論、B男からも「付き合ってくれ」などと言われてもいない。それに準ずるやり取りも無い。そんな雰囲気になってもいない。自分の記憶している限り、一度もそんなシチュエーションは無い筈だった。
A子は、その意味不明な状況をどう解釈すればよいのか分からず、私にこの話をしてきたのだった。
私はこう答えた。
あの◯鹿(B男)は自分の脳内と現実の区別がつかんのだ。◯鹿の脳内では「自分とアンタ(A子)は付き合ってる」事になっていて、当日の事も「付き合ってる彼女と性行為しようとしただけ」とでも思ってるんだろう。きっとアンタを襲った自覚すらないだろうね。
あの◯鹿にとって「自分の脳内が全て事実」で、客観性ってやつが一切無いんだ。だからアンタがハッキリ拒絶してても嫌がってるって事が分からないし、◯鹿の脳内では「付き合ってる僕達は、今愛し合おうとしている」という「事実」でしかなくて、本人の中では勝手に「合意」になってただろうよ。だから「電気どうする」とか聞いてくるのよ。
実際あれは悪人ではないよ。でも性根じゃなくてアタマが悪すぎるんだよ。きっと自分が何をしたか、一生解らないんじゃないかねぇ。
とにかく、「思い込みが激しい」とかそんなレベルの人間じゃないから、「4んでも治らない◯鹿ってこういうヤツなんだ」と思って近づくな。
A子は最初、「そこまで◯鹿な人間っているか?(‘◉⌓◉’)」…と言いたげな顔をしていたが、思い当たる節は多々あったようで、私の話に納得した。
ただ私自身も、「そこまでの◯鹿」を見たのはそれが初めてだった。
そして私に1つの持論が生まれた。
「愚かな善人は悪人にも劣る」
気持ちだけ真っ直ぐで頭がどうしようもなく◯鹿な人間というのは、邪な人間より余程タチが悪い。
「自分が善」だと頭から信じている◯鹿はそれ故に止まることがなく、説いてみたところで何も分からないのであるから意味が無い。
邪な人間に善悪を説いても無意味であるが、「損得」で引かせる事は出来る。止める方法があるだけマシなのだ。
仮にB男を糾弾したとしても本人は何も分からないだろう。「レイプ未遂に等しい」と言ってみたところで、「ハァ!?何でそんな話になる訳!?俺達は付き合ってたんだぞ!人を犯罪者扱いか!ふざけるなよ!!」…などと返してくるのがオチだろう。
邪な人間であれば「大学と警察に相談する」とでも言えば、(相手の出方次第にもよるが)対処は可能だろう。だが◯鹿にはそれも通じない。
然るべき所に相談、あるいは訴える等ともなれば、「故意であるかどうか」は重要なことだ。しかしながら
「故意かそうでないか」と、「無自覚であること」は別個とすべきである。
己のした事を自分で理解出来ない者が、自分が相手に与えた損害に対し全くもって無自覚である者が、「故意ではない」と言ったところで説得力などあろう筈が無い。それで納得する被害者などいないであろう。
無自覚は無罪ではない。より罪深いのだ。
このブログ記事を読んでる方の内、数人は私が何を言おうとしてるか想像がつくだろう。
「そんなつもりじゃなかったんだ」と己の気持ちのみを主張し、それをもって客観的事実までも否定する愚か者。
そう、「あのクソアメリカ人◯鹿女」と「B男」は、同レベルの◯鹿だと言いたいのだ。
(ちなみにアメリカ人◯鹿女を善人だとは思っていないが)
そして、アメリカ人◯鹿女を支持するクソフォロワー共に、私はこう言いたい。
「B男君はわざと人を傷つけようとする人じゃない! B男君はA子さんを愛していただけ! B男君の気持ちは純粋だった! B男君がレイプ未遂だなんて濡れ衣もいいとこだ! B男君は真っ直ぐでピュアな人…僕達はそんな彼が好きなんだ! 彼を悪く言うなんておかしい! 彼はそんな人じゃないのに!」
…などと言って、B男を庇うどころか肯定までする奴等がいたらどう思うか。
「僕は彼女をレイプしようだなんて思ってないのに…! 何で僕がそんな誤解をされなきゃいけないんだ! 僕自身がそんなつもりじゃないって言ってるのに、何でレイプ未遂だなんて言われなきゃいけないんだ! 僕達は付き合っていたのに……!」
…などとB男本人がそんな主張をしていたらどう思うか。同じく自分が被害者または被害者の身内だったら、どんな気分になるか。
クソアメリカ人◯鹿女のクソフォロワー共よ。奴に実害をこうむった私の気分は、こんな感じだよ。
クソアメリカ人◯鹿女を支持するなら、この「B男の物語」も肯定してみてくれ。でなきゃ、理屈が合わないよ。