2004〜2007年にかけてエキサイトブログで熱心にブログを書いていましたが、エキサイトブログがもうすぐ閉鎖されるようなので、アメブロに転記しています、

こちらは
2004年3月27日
に書いたものです。

↓↓↓


0時も過ぎたので私にとっては大切な日になりました。

3月27日は4年前にお腹の中で息を引き取っていた子供を分娩してそのまま最後の別れとなった日。

妊娠7ヶ月で650gほどしかなかった。小さい赤ちゃん。
顔を見てあげたかったけどみんなに止められ見ることが出来なかったのが今でも残念でたまらない。

死因は臍帯過捻転というもので、お腹の中で赤ちゃんが一方向にばかりくるくると回り続けてへその緒の一部分がこよりくらいの細さになっていて、血液がそこで滞っていたらしい。

亡くなる数日前から確実に胎動が減っていて、それでも検診では心臓も動いていたし「問題なし」と言われたけど、わずか2日後には亡くなっていた。
検診の時にはすでにお腹の中で苦しんでいたかもしれないと思うと今でもやりきれない気持ちになる。

このような死因で妊娠中の赤ちゃんを亡くす母親というのは一定の割合で存在し、医学が発展していると言っても事前に分かるケースの方が圧倒的に少ないと思う。
主治医の先生には「事故にあったようなもの」と言われた。
それは間違ってないのだろう。

「死産」については以前にグリーフケアのことも書いたけど、子供を亡くした後の精神的ケアの整備もまだまだだ。
病院の中で出産した人と相部屋にされたり、廊下からの「おめでとう」という声が聞こえてくる病室にずっといなければならなかったという話も聞くし、
私の場合だと分娩室で元気な赤ちゃんを出産する人と
並んでしまう羽目になったり(同時出産でかなり辛かった)した。
本来は元気な赤ちゃんが産まれるはずの産婦人科だから仕方がない・・・なんて言わずに、傷をこれ以上広げないためにどうしたら良いかって考えてほしい。

今日で4才になるあの子は空の上でどんな風に育っているだろうか?
どんな顔なのか、何が好きなのか、寂しくないか、見てみたい気がする。
天国中継カメラとかないかなぁ・・・。