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朝8時前に出かけて、終わったのが15時前。疲れた。診察の結果、予想通り「中心性漿液性脈絡網膜症」。30~40代の男性に多い。つまり過労、睡眠不足、ストレス等が原因で発病するらしい。ボクの場合は遊びすぎかなぁ。


で、詳しくは端折るが、問題の位置を正確に特定するために大学病院へ行けとなったわけ。こいつが特定できればレーザー凝固でハイ解決!というストーリーだったのだが、なんと特定できず。そういうケースも多いらしいけど。造影剤の点滴までやって、吐き気に耐えながらの検査だったのに、おしっこが蛍光色になっただけだった。なので、抹消循環改善薬をもらって、様子を見るという作戦に落ち着く。あ~即効で治るつもりだったのに。しかし、これでこの先、加齢黄斑変性の危険性もぐっと高まった。ついに煙草の止め時かもしれない。


ところで、久し振りに町医者、大学病院と長時間に居座ってみると、妙に気になることがあった。医師不足だとかなんだとかも十分肌で感じとれる点だが、それよりも違和感を感じたのは高齢者のキャラクター。ボクがイメージしていた爺婆は、穏やかというか、手を取り合っているというか、そこかしこで「袖すり合うも他生の縁」的な会話を繰り広げるような人柄。ところが現状では、個人主義が吹き荒れているように思えた。待ち時間が長いと怒鳴り散らすじいさんに、設備が悪いとブチブチ愚痴るばあさん。そうかといって他人が困っている場面では、全く興味がなさそうな様子。

と、同時に健康への異常な程の執着を感じる。高齢化が加速し、しかもその中身が個人主義的な爺婆ばかりだとすると、そりゃ医療の現場は大変だわな…考えさせられたのです。