某ショップにやってきましたよ1098S!
パーツ開発の為、現地で購入されたとのことです。



初めて目の当たりにする1098はサイドカウルが外されているためか、とてもコンパクトに見えました。
水平なラインの999と違い、スラントしたノーズから跳ね上がったテールにかけてのボディワークもそう感じる要因かもしれません。

一通り車体を見回してみて、目につくのはスイングアーム。916系のそれに較べるとかなり存在を主張しています。
話題のモノブロックキャリパーは999のラジアルみたいにゴツくなくスッキリとした造り。
サイドカウル無しなので全体的なフォルムは確認できませんでしたが、フロントマスクやシートカウルは写真で見るよりもしっかりとエッジが立っていてシャープな印象を受けました。
その他では、隣にあった999Rと較べてみてもメインチューブがハッキリとわかる程太くなっています。

さてご好意によりシートに股がらせてもらうと、やはり腰高+前傾なポジション。ただし良い具合にシート前部が絞られていて足付きには特に違和感は感じません。チビなボクは当然つま先立ちですが、スポーツバイクならこんなもんでしょう。上体に関してもレーシングポジションならば良好な位置関係だと思います。
それよりも、バイクを引き起こす瞬間に感じる軽さに感動!セパハンにもかかわらず取り回しもかなり軽く感じました。バイクを支えてもらいタンクに伏せてみると…もう、すぐにでも走り出したい気分に。

その後エンジンをかけてもらいます。インパネの起動シークエンスがまたカッコいいんだな。で排気音はというと、アイドリング時はやっぱり静か。ところがわずかにブリッピングするだけで…意外にいい音するやん! 上まで回してみたい衝動に駆られます。聞いてみてー!

問題といえばレースエントリー時のゼッケンスペース。このシートカウルでは余程工夫しないと無理。逆にフロントは簡単そうなんですけどね。でもこのショップがこれからパーツを開発するとのことなので期待しよっと。
それから雑誌のインプレにあったようにハンドルのフルロック時に手の甲がカウルにあたります。あとこのタンク形状だとコケたら絶対へこみますね。

ん~、とにかく早く走ってみたい!