日本音楽著作権協会(JASRAC)が、4月1日分から音楽教室に対して著作権料徴収を始めるようですよ。

 

これは、JASRACの著作権料徴収に反対する組織「音楽教育を守る会」が、徴収の保留を求めていた件で、文化庁長官が保留を行わないとの裁定を出したことによるもので、当面、楽器メーカーや楽器店が運営する音楽教室を対象とし、こうした教室の管理水準が一定レベルになるまで個人が運営する教室は対象外にするということのようですが、なんだか、どんどん音楽が遠ざかっていくような感じですね。

 

もちろん、JASRACが、しっかりと権利者への分配額や分配方法を明記してくれれば、徴収もありだと思うんですけど、そこまで細やかに調整できるとは思えないんですよね。

 

今回のことで、音楽に触れる子どもたちが減っていかなければいいのですが・・・。