前回、再生バッテリーの無実を確認したところで見つけた過大暗電流の原因を探ってみましょう。

 

バッテリーのマイナス端子を外し、電流計測(200mA)モードのテスターを割り込ませると、

 

最初は100mA、その後140mAまで上昇し、10秒ほど経過後30mAで落ち着く変化をすべての計測時に見せました。

 

ネットで ”暗電流 正常値” で調べると、この年式・装備の場合は数mA程度が正常値のようでした。

 

注)最近のセキュリティ装備車両などの場合は100mAを超える暗電流が正常値の場合もあるようです。

 

 

 

 

 

 

まず簡単にできるヒューズ・リレーを抜き刺して計測してみますが、変化なし。

 

リレー類でも変化はなく

 

ココ(ステーター・コイル)を抜くと、暗電流が約3mA程度に落ち着くことを確認して、原因がステーター・コイルにあることを確認しました。

 

 

 

 

 

 

新品のステーター・コイル(社外)です。ヤフーショッピングで2万円強で見つけ、購入していました。

 

試しにこの新品ステーター・コイルを接続してみると、2mAまで暗電流が変化しました。

 

 ステーター・コイルの交換作業は面倒だなぁ…

 

”プライマリー・ロック・バー”という名の板状の専用工具が必要らしく、そのお値段一万円超!!

 

作業を回避すべく

 

「取り敢えずは現状充電できているし、乗る度にマイナス端子の脱着をすればイイ」

 

などと思案しつつ、念のためプライマリー・オイルを見てみると、キツイ異臭はなかったのですが、注入時”飴色”だったオイルが真っ黒!!。

 

※何故か画像がUPできません。

 

 

さらに悪あがきでコイルとエンジンのアースを確かめても…

 

ステーター・コイル交換作業が確定してしまいました。

 

ようやく重い腰をあげて、作業しましょうか(笑)

 

次は交換作業になります。