夢トリッパー 一話
一話ということにしてみたのには、いくつか理由があるが、主人公が、小説と冒険好きの学生って設定が少し中二病くさかったからなんて口がさけてもいえない。夢トリッパーとは、夢の記憶があるだけでなく、人の夢を行き来できる。ただし、残念なことに夢トリッパーが正義とは限らない。夢の治安を守るべき彼らにも心がある。今回の犯罪者も夢トリッパーの仕業なのだから。でも夢でも好きなことができないとどうなるか?そう、現実世界で犯罪を犯すものたちは、夢の中で犯罪者となることに失敗したため、現実で試みるのだ。所詮人間は、悪である。そんな風に考えたら、この世は現実も夢も真面目な人間の住処では、ないのかもしれない。くはははは。夢の中は、最高だぜ。足がつくことは、ないしな。俺が新世界夢の神になってやる。(どこかで聞いたセリフだ。)手始めにそこのお前、俺と手を組まないか?僕の姿がやはり見えるようだな。大谷翔助