魔女顎手術(顎先のたるみ改善)
これだけ見れば大丈夫です!!
キム・ヨンウ院長が徹底解説
こんにちは。リターニング整形外科の専門医/院長のキム・ヨンウです。
輪郭手術後に、予期せぬ「魔女顎(顎先のたるみ/しゃくれ)」が生じてしまい、悩んでいる方は少なくありません。
また、生まれつき顎が長く、加齢とともに徐々に顎が長くなってきたことを気にされている方も多くいらっしゃいます。
今回は、このようなお悩みをお持ちの方のために、「魔女顎」の原因と解決方法について詳しく解説します。
「魔女顎」とは、顎を取り囲んでいる軟部組織のボリュームがさまざまな原因によって下垂し、垂れ下がった顎先の形が「魔女の顎」のように見えることから、このように呼ばれています。
医学的には「オトガイ下垂(Chin ptosis)」と呼ばれます。
以前は、このような顎先の下垂についてあまり注目されておらず、治療も一般的ではありませんでした。
しかし、輪郭手術を受ける患者さんが増え、アンチエイジング手術も一般的になるにつれて、「魔女顎」に対する手術への関心や需要も高まっています。
顎先の解剖学:顎の骨に軟部組織が付着している構造
[原文出典]Medical illustration by James Vargo, MD.
魔女顎の原因はさまざまですが、起こる仕組み自体はシンプルです。
「骨が不足している」または「軟部組織が多い」場合に、魔女顎の症状が現れます。
顎の骨が不足していたり、軟部組織が過剰に存在したりすると、顎先が下垂して見えることがあります。
[原文出典]Medical illustration by James Vargo, MD.
骨の不足
①輪郭手術(骨切り)による過剰な骨の切除
②加齢による骨吸収
軟部組織の過剰
③フィラー(ヒアルロン酸)・脂肪の過剰な注入
④生まれつき(先天性)の顎先下垂
顎先縮小術後に生じた魔女顎(顎先のたるみ)と加齢による魔女顎(顎先のたるみ/長い顎)の症例写真
手術方法は原因によって異なり、口腔内切開と顎下切開の2つの方法があります。
1. 口腔内切開
過去に口腔内切開による輪郭手術(骨切り)や、シリコンなどを使用した顎先の手術を受けた場合、顎先の筋肉(オトガイ筋/Mentalis muscle)が伸びてしまったり、適切に縫合されていなかったりすることで、顎先の筋肉が機能不全を起こすことがあります。
このような場合には、口腔内から切開し、顎先の筋肉を再び適切に縫合する必要があります。
また、顎の骨のボリュームが大きく不足している場合には、顎先を前方へ移動させる手術(顎先前進)や、オトガイ形成用のプロテーゼ(顎先プロテーゼ)などを併用することも検討する必要があります。
この場合、主に口唇閉鎖不全が見られ、口を閉じにくかったり、顎に「梅干しジワ(梅干し顎)」が強く現れたりします。口を閉じるために、顎の筋肉へ過剰な力が入ってしまうことも特徴です。
顎先の筋肉の機能不全によって顎先が下垂している場合には、口腔内切開による顎先筋の再縫合が必要になります。
[原文出典]Medical illustration by James Vargo, MD.
2. 顎下切開(魔女顎手術/顎先リフト(顎先のたるみ改善))
口唇閉鎖不全がなく、顎の骨に対して顎先の軟部組織が過剰になっている場合には、顎の下を切開し、余分な軟部組織を除去したうえで、顎の骨膜に固定する方法があります。
一般的に「魔女顎手術」と呼ばれている手術がこれに該当します。
顎下切開は、広頚筋(Platysma muscle)縛りと同じ切開部位を利用できるため、二重顎を伴っている場合には、広頚筋縛りと同時に行うケースも多くあります。
魔女顎リフトの模式図:顎下切開による軟部組織の除去と骨膜への固定
[原文出典]Medical illustration by James Vargo, MD.
以上、魔女顎の原因と解決方法についてご説明しました。
最近、カウンセリングをしていると、「魔女顎だから」という理由だけで、単純に魔女顎手術(顎先のたるみ改善)を勧められたという患者さんが多くいらっしゃいます。
しかし、先ほどご説明したように、本来は口腔内切開による治療が必要なケースであるにもかかわらず、顎下切開による魔女顎手術を行ってしまうと、しゃくれ・後退した顎(無顎)がより目立つようになったり、立体感のない顎になったりする可能性があります。
また、もともとある口唇閉鎖不全が悪化し、口を閉じにくくなる可能性もあります。
そのため、経験豊富な整形外科専門医によって、まず魔女顎が生じている正確な原因を把握し、その原因に適した手術方法を選択することが重要です。
魔女顎の原因別・手術方法
この記事が、魔女顎(顎先のたるみ/しゃくれ・長い顎/口唇閉鎖不全)でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
魔女顎でお悩みの皆さまが、それぞれの原因に合った適切な解決方法を見つけ、良い結果につながることを願っています。
以上、整形外科専門医のキム・ヨンウでした。
執刀医:キム・ヨンウ院長について
魔女顎手術(顎先のたるみ改善)を担当するキム・ヨンウ院長は、整形外科専門医としてハニャン大学医学部医学科を卒業後、大韓整形外科学会をはじめとする複数の学会正会員として活動しています。
- 整形外科 専門医
- ハニャン大学 医学部 医学科 卒業
- 大韓整形外科学会/大韓美容整形外科学会 正会員
- 大韓整形外科学会 抗老化研究会/目整形研究会/鼻整形研究会 正会員
- 大韓整形外科学会 専攻医試験 主席
- 大韓創傷学会 学術賞(最優秀論文賞)受賞
- 大韓整形外科学会 学術賞(最優秀論文賞)受賞
- 現)リターニング整形外科 代表院長
- 前)ベリーグット整形外科/BK整形外科/イージーアンド整形外科 院長
リターニング整形外科では、魔女顎(顎先のたるみ)の原因を丁寧に見極めた上で、キム・ヨンウ院長が最適な手術方法をご提案いたします。
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