一昨年の今頃、「物語シリーズ」の最終巻とされるものが出たハズなのですが、まさかの新章「ファミリー・シーズン」なんて言って書かれた本作。


最近、「これが最後だよ」詐欺?多くありません⁇


内容はタイトルとは真逆の暦とひたぎの新婚旅行話。


ただし、旅先は日本国内の栃木県(合ってる?)の「戦場ヶ原」で星を観るというもの。


なぜそこを選んだというと、この2人アメリカを拠点していて、日本国内でもいいという話になり、暦が結婚することでひたぎの旧姓をとるという罪滅ぼしという目的もあるようで。


更にハネムーンを通じて、暦のもう一人の「相棒」(という表現が果たして相応しいかどうかさておき)・忍ちゃんを『養子』に迎えるという考えを持っていたというもの。



半分ぐらいのキャラクターが成長して(ただし、変わらない人は変わらない 苦笑。)、ひたぎの後輩の神原の成長っぷりにはちょっと感動しました。


真人間になっているというか、常識人になってきたというか。


読んでいて楽しかったです😊