スサノヲの到来

● スサノヲの到来

いつもありがとうございます

自分回復カウンセラー・木村いづみです。

松濤美術館で開催されている

「スサノヲの到来　いのちいかりいのり」

に行きました。

スサノヲといえば

父神イザナギから
海原の支配を命じられたものの

母神イザナミ恋しさに
責務を放棄し泣き叫び

そのあまりの激しさに
地上の樹木を枯らし
川も海も干上がらせ

世界に悪神をはびこらせるなど
災いの招いてしまったために

父神イザナギの怒りをかい
地上界から追放される

高天原に登った後は
姉神アマテラス大神の地位を脅かし

神聖な田を壊したり
機織り女を殺す等
狼藉の限りを尽くし

恐れたアマテラス大神を
天岩戸に隠れさせてしまう。

その結果
怒った天高原の神々によって

償いとして
髭と手足の爪を切られて
天高原を追放される

出雲に移り
八岐大蛇を退治し
生贄にされそうになっていた
イナダヒメ命を妻とした

＊八岐大蛇の尾から出て来た
草薙剣をアマテラス大神に献上し
古代天皇の三種の神器の一つとなる。

あたりの

乱暴者勇敢な面が有名ですが

出雲にて
日本初の和歌を読んだ

という雅な面も持っています。

破壊と創造（再生）

猛々しさと繊細さ

相反する二つの側面は

そのまま

自然界や
私達の中にある性質そのものを
表しているようにも感じます。

どちらか一方を偏重することなく
どちらか一方を忌み嫌うことなく

両方併せ持っていることを
知っているからこそ

両方併せ持っていることを
受け入れているからこそ

それぞれの質を
発揮出来るのかもしれません。

それを
・いつ
・どこで
・どのように
使うのか

は、また別のお話です