秒殺極~kiwami~@ルミネtheよしもと


12月12日(日)に行きました。


出演 


MC:COWCOW 山田與志/MC:カリカ林


COWCOW 多田健二/バッファロー吾郎 木村/世界のナベアツ/ダイノジ 大地

サバンナ八木/カリカ家城/ガリットチュウ/ニブンノゴ! 大川/あべこうじ

佐久間一行/アップダウン 阿部/ポテト少年団 中谷/プー&ムー おたこぷー

品川庄司 庄司/流れ星 ちゅうえい (浅井企画)/猫ひろし(ワハハ本舗)

ファミリーレストラン しもばやし/Bコース ハブ/グランジ 佐藤/ギンナナ 金成

アームストロング 安村


*順不同・敬称略



衣装や小道具を使わず、己の身体のみを用いて繰り出される渾身の一発ギャグ。

人は彼らをギャガーと呼ぶ。



以前から一度は観てみたいと思っていたライブだったので、迷わず先行予約。

チケット購入後にM-1グランプリ準決勝と同じ日だったことに気づきましたが

そこはまぁ、良しといたしましょう。


というわけで。


MCのお二人は黒袴で凛々しく、ギャガーの皆さんは黒Tシャツに白たすき、頭には

「秒殺」文字入りの白ハチマキで、気合十分。


確かに下は自由だけれど、さっそく筋肉美を誇示する庄司さんの赤いブーメランパンツと

大地さんのお腹すっぽり黒Tインの、目にも鮮やかなイエローブリーフにはびっくり!!


席が最前列のセンター寄りだったこともあって、お二人がギャグ披露でセンターに

こられた時は娘の顔が険しかったような・・・むっ



さて、内容を簡単に。


☆煩悩斬り


順番にギャグを1つずつ、全部で108個披露。

上手ければ「刀の斬り音」、イマイチだと「キーン(刀がぶつかり合う音)」

スベッたら「チーン」で「スベり大仏」登場。


ここで

今日の出演者は「泥(東京NSC2期生・97年デビュー組)」の多いことが判明。

「泥ゾーン」もお楽しみの一つに。


庄司さんの「ミキティ~」は今日も響き渡り、八木さんの「ブラジルの人、聞えてますかぁ~」

も上々。

金成さんが熊谷さんの「何でも早口」に乗っかって自分はパスしようとする技は差し戻し。


順番待ちの間は、後ろを向いて紙に書いたネタを確認する人、遠くを見つめ物想いに耽る人

前後の人と「今のは・・・」と小声で語り合う人などなどで、ほとんどの人が真顔。


皆さん笑って他の人のギャグを見たり茶々入れたりするのだろうとばかり思っていたので

意外な感じがいたしました。


ほとんどが見事な切れ味でしたが、唯一スベり大仏が登場。

「定食についている御新香のよう」と酷評。



☆60秒斬り


1対1の対戦形式。

互いの持ち時間60秒内で交互に1つずつ披露。(ギャグ披露→礼まで)

秒殺実行委員(だったような・・・審査員?)の判定によるポイント制。

持ち時間を上手に使い、よりポイントをとったほうが勝ち。

3組のみ。

礼に始まり礼で終わる、まさに試合そのもの。


組み合わせを忘れてしまいました・・・。


余韻を楽しみ過ぎて披露数が減ってしまった庄司さん

細かくポイントを稼いだ猫さん

どこまでもマイペースな大川さん

やっぱりかわいい、2児の父・福島さん


などなど。

☆秒殺サバイバル


トーナメント形式。

林さんがくじを引いて対戦カードを決定。

先攻、後攻の順に10秒以内で披露。

3人の仮面をつけた審査員が各自判定し旗上げ(先攻・赤、後攻・白)で

2旗上がったほうに1ポイント。

2ポイント取ったほうが勝ち進む。


こちらも礼に始まり礼で終わる。


「マッチでぇ~すっ」シリーズで大健闘の大地さん。

最後はネタ帳持参で登場。

真剣なイエローブリーフに、ちょっと感動。


(失礼ながら)意外に面白い、しもばやしさん。


ハブさんと大さんは、仕事の都合でここから参加。

前回王者のハブさんは、まさかの1回戦負け。


なみいる猛者を倒して多田さん優勝。

「割って入る」や「チャらい」シリーズは何度見ても面白いにひひ


ギャガーは大きく分けて顔や身体の動き(非言語)メイン派と言語メイン派に

分かれるようにお見受けしたしましたけれども、多田さんはどちらもアリで

とても器用。

文字通り「秒殺」でした。



最後は「せっかくだから・・・」と、ハブさんが最新ギャグ「だんな様」シリーズを2つ披露。

あの身体のしなやかさは素晴らしいです。


その後、泥によるグダグダ発生。

林さんのコンビ愛活かされず。


優勝者・多田さんによる「みんな気をつけて『帰れぇ~』」でお開き。



漫才やコントのようにボケを重ねてオチへと向かっていくのとは

また違った楽しさを感じました。


万人受けするギャグを作りだすのは難しいんだろうなぁ・・・。