言葉の意味は、人それぞれ差異があります。

 

これはもう、間違いなくあります。

 

「みんなわかるだろ」と思う言葉でも、差異があると思っていただいていいです。

 

 

言葉の意味を共有してはじめて伝わる

 

先日、とある弁当屋でからあげ弁当を買いました。

 

そのお店には、からあげ弁当が2種類売っていました。

 

私は増量のほうを注文しました。

 

 

そのとき店員さんがこう言いました。

 

 

「普通でよろしいですか?」

 

『…普通とは?』

 

「??ご飯のことですよ。」

 

『ああ、ご飯の量ね。大盛りでお願いします。』

 

 

 

 

これね、弁当屋に限らず、他のお店でもよく経験します。

 

コンビニとかね。

 

 

「カードはよろしいですか?」

 

 

カードって言ってもいろいろあるでしょう。

 

決済カードなのか、プリペイドカードなのか、ポイントカードなのか。

 

カードのロゴの一覧がレジにあるじゃない。プラスティックの立てかけに書いてあるじゃない。

 

カードって言ってもいろいろあるやん。

 

まぁポイントカードのことを言っているんやろうけど。

 

 

 

言葉の意味を共有できていてはじめて、「カード」だけで伝わります。

 

でもあまり面識のない相手だと、共有できているかどうかは、まだわからないですよね。

 

 

 

もし、コンビニにあまり行かない人が「カード」と一言言われても、わからないよ。

 

 

どんな話し方をしても嫌われそう

 

いつも思うんだなぁ。

 

 

「相手はわかっている」「相手はわかってくれる」前提でおはなしすると、伝わらない。

 

誤解が生まれやすいです。

 

でもって「どうしてわかってくれないの!」ってイライラするでしょう。

 

 

ですのでね。

 

もし誤解が生まれやすい言葉を口にしたら、

 

『あ、なるはやって、明後日までってことね。』みたいにちょっと説明入れて。

 

お互いできるだけモヤモヤしないようにコミュニケーションすればいいのにって思います。

 

 

 

 

***

 

 

 

…と、私がそう思っているだけで。

 

 

 

いつだったか、

 

「言葉の意味を丁寧に説明しながら会話すると、「話し方がうざい」って言われる。」

 

というような内容の記事を、どなたかのTwitterで見たことがあります。

 

 

 

丁寧に説明しながらコミュニケーションするとうざがられるし、

 

かといって、意味が広く取れる言葉でコミュニケーションするとお互いモヤモヤするし。

 

 

 

どちらにしても、なんかしんどい。

 

 

 

***

 

 

 

これもいつでしたか。

 

どなたかのブログで見ました。

 

 

 

LINEで会話をする。

 

照れ

 

ラブ

 

えーん

 

 

 

絵文字と1文字で会話をする。

 

 

これで通じる私たちってココロが通い合っているってことだねドキドキ

 

癒される~ラブラブ音譜

 

 

 

『えっ、癒されるんや!?…オレは困惑するわ。』って正直思いましたが、

 

このようなコミュニケーションを多くの人が取るようになったのも、

 

私としては、納得できるところです。

 

 

 

丁寧に言っても、簡略化して言っても、どちらにしてもしんどいのなら、

 

もう何もしゃべらない。しゃべるとしても1文字でいい。

 

 

 

否定的ダブルバインドですなぁ、これは。

 

 

コミュニケーションの否定的ダブルバインドとは

 

【否定的ダブルバインド】とは、

 

2つの要求が食い違っており、どちらの要求を飲んでも、罰せられることを言います。

 

 

 

丁寧に話すと「うざい」と言われる ⇔ 簡略化して話すと「わからない」と言われる

 

 

 

どちらを選んでも、批判めいたものが返ってくるので、ストレスが必ずかかります。

 

 

 

【否定的ダブルバインド】が続くと二択になります。

 

  • 観念する 「相手に合わせてしゃべるしかない」
  • 諦める 「もうあなたとは会話しない」

 

 

いい結果がまず出ないのが、【否定的ダブルバインド】です。

 

 

 

現代の日常会話で、

 

上記の【否定的ダブルバインド】のコミュニケーションが強く存在するのだとしたら、

 

そりゃ1文字で会話したくなるってもんです。

 

相手を主体にして会話する

 

どうすればいいかを提起致します。

 

 

丁寧に話すと「うざい」と言われる

 

 

これに手を入れます。

 

「うざい」に注目すると、コミュニケーションするのが億劫になります。

 

そこで、「丁寧に話す」に注目します。

 

そして目標を設定します。

 

「あとで質問がこないように丁寧に伝える」です。

 

 

 

そのほうが楽やん。

 

 

 

「うざい」と思われることが嫌なのであって、

 

それは「うざい」と思われた自分が嫌いになる、ということであって。

 

そんな「うざいと思われた自分」を認めて、受け入れるということです。

 

 

 

つまり、

 

「うざいと思われることは、あるんだ。うざい自分はいるんだよ。いるんだぁぁ!」

 

ということにして、

 

相手を主体にして、「丁寧に話す」ことに力を入れるというわけです。

 

 

 

ふっと思い付いたので、例を書きます。

 

 

 

「最大のシナジー効果を得るために、

 

ステークホルダーとコンセンサスをサジェスチョンしながらエビデンスを提示して……。

 

あ、この場合のエビデンスってこないだの企画書ね。」

 

 

…こんな会話あるんだろうか。今でっちあげました(笑)。

 

この場合の「エビデンスの説明」は、うざい(笑)。

 

お前、エビデンスって言いたいだけやろ。

 

 

 

「お客さん、半年後くらいに利益が出ることを望んでいるから、

 

うちと契約してもらえれば月〇円の利益見込みが…みたいな言い方で、

 

資料見せながら説明して。

 

あ、この場合の資料ってこないだの企画書ね。」

 

 

 

丁寧に言ったら、相手の成長がない。という意見もあるでしょう。

 

しかし大切なのは、成功体験を積み重ねさせることであって、

 

相手が成長するかどうかは、相手自身の課題です。

 

相手が成長する気がないなら、どれだけしごいても成長しないですからね。

 

 

 

…なんか、だらだら書いてわかりにくくなりましたが、私が伝えたいのは。

 

 

 

コミュニケーションの主役は相手であって、自分ではないということです。

 

自分が当たり前だと思っている言葉の意味は、

 

相手も同じように当たり前だと思っているとは限らないということです。

 

 

 

あ、そうそう。

 

 

 

もし、「コミュニケーションは相手が主役なんだから、ちゃんと話を聞け。」と言われたら。

 

その人は「自分がコミュニケーションの主役」と思っている人ですから、

 

真に受けなくていいですよ(笑)。