アンチエイジングの59回 美白・美肌・色白になる方法(まとめ編)
(ちょっとエロイですが、三輪修平さん作品です↑)
化粧品開発に携わっている立場から言うのも、何なのですが、美白・美肌・色白になりたければ、やっぱり細胞作りからだと思うのです・・・
美白化粧品は無駄とは言いませんが、理屈から言えば、皮膚の細胞は、4週間でターンオーバーする訳でして、折角、色白になった細胞も、4週間後には、跡形もなく無くなってしまうわけですので、「美白細胞」を維持しようと思ったら、常に、美白化粧品を使い続けなければなりません。
それはそれで、化粧品メーカーさんにとっては、都合のいい話ですし、使っている本人が満足なら、それでも良いかとも思うのですが・・・
美白化粧品は、ほぼ危険!?
例えば、「シミ」ができる原因は、
①紫外線によるメラミンの増加、
②熱による皮膚細胞の変性(低温火傷も含む)、
③打撲など物理的要因による皮膚細胞の変性、
④皮膚病(カビやウイルスなどの影響も含む)など病変的変性、
⑤加齢による細胞の変性、
⑥体の内外からの有害物質などによる化学的変性
などがあります。
元気なお肌(修復力が十分な肌細胞)の場合は、シミの元となりそうな細胞や物質をターンオーバーの仕組みで、体外に押し出すか、体内で分解して、ウンチなどで体外に排出するわけですが、ダメージが継続的であったり、ダメージが大きかったりすると、修復システムの能力のキャパを越してしまって、シミになってしまいます・・・
実は、美白化粧品と言われるものは、ほぼ100%、有害物質(体内的には異物)を含んでいます。また、皮膚に塗る際に、お肌に物理的・化学的刺激を与えています。(皮膚は、0.4mmぐらいしかない薄くて弱い膜ですので、パンパンしてはいけません。細胞さんたちは泣いています(≧◇≦))
細かく言えば、美白化粧品には、最低でも数種類の界面活性剤やキレート剤、抗菌剤などが含まれていますが、界面活性剤の場合、たんぱく質を分解する作用があるため、目には見えませんが、皮膚表面が溶けます。
また、お肌をウイルスや細菌から守っている抗菌タンパクも破壊してしまうため、お肌を危険な状態にさらしてしまいます。
さらに、皮膚表面や細胞間の脂質も溶かしてしまうため、バリア機能はかなり低下します。
抗菌剤の場合は、抗菌タンパクと同様、お肌をウイルスや細菌から守っている常在菌を死滅させてしまいます。(抗菌剤は、菌類の細胞膜を破壊することで、菌を殺しています。皮膚細胞の膜も・・・)
キレート剤は、界面活性剤や抗菌剤などで、防御力が低下した皮膚のバリア機能の隙をついて、重金属類などの有害物質を皮膚内へと運びます。
(※キレート剤とは、金属類を自らの分子の中に取り込む作用のある化学物質の総称です)
もっとも、この時に美白成分も、皮膚に入り込みやすくなるため、美白効果は高まるとも言えます。(皮膚の一部を破壊して浸透させるなど、私から言えば、邪道としか思えませんが・・・)
こうして、めでたく肌細胞内にたどり着いた美白成分は、肌が黒ずんで見える原因物質であるメラニン色素やメラニン色素をつくっている組織そのものを破壊することで、見た目の色白を実現します。
取りあえず、色白細胞になったので、目的は達成したのかも知れませんが、ここに至るまでの惨状は、この後に影響を及ぼすこととなります。
(※ちょっと脅し文句にしてみましたが、ほとんどの場合、肌トラブルが発生するほどではないので、ご安心を・・・)
結論は、次回、美白細胞は本当にできるのか?肌細胞の老化を防ぐ守護神をご覧ください
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