
『資生堂 創業100周年記念(1972年・昭和47年)椿文櫛』商品ページはこちら→☆
こんにちは~。大人女子のための可愛い古道具&アンティーク雑貨『レトロスパイス』そのみです。
今日の写真は、資生堂の創業100周年記念のノベルティ。1972年の椿文櫛(くし)です。
シルバーの部分には小さな椿の模様が刻まれているんです。光にすかすと透明感のある紅色でとってもきれい♪私のお気に入りです(^^)
『くし』は、贈り物として様々な意味を持っているって、ご存じですか?
私の母の世代は、「くしは『苦』と『死』を連想させるので、贈り物にはふさわしくない」といわれることも多かったようです。
「別れを招く呪力を持っている」という言い伝えも。
でも、一方で、全く反対の意味も持っているんです。
たとえば江戸時代は、櫛(くし)は、プロポーズの道具でした。
男性が女性に櫛を贈るのは、「苦しい時もがんばって死ぬまで添い遂げよう」という意味で、その櫛を受け取ったら、「結婚の申し出をお受けします」という意味だったそうです。
ロマンチック~♪
もっと前の平安時代は、「いつか必ず再会できる」という願いを込めて、旅立つ人にくしを贈ったようです。
これは、古事記でのスサノオの命とクシナダヒメの伝説からきたというお話し。
くしはいろいろな思いを込めた「おまじないの道具」だったのですね。
ともあれ、人によって信じている説は様々なので、くしを贈るときは「こんな言い伝えがあるの」って、ちゃんと伝えてから贈るのがいいようで。
おまじない、上手く使えると毎日が楽しくなりそうですね(^^)
レトロスパイス 相川花実
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